九州高校総体が史上初の中止
高校生のスポーツの祭典・全国高校総体につながる九州大会が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初めて中止となりました。
これは、九州高校体育連盟が4月6日の会議で決定し、8日に各県に伝えたものです。
今年の九州高校総体は、6月と7月に鹿児島を含む九州各県で開催予定でしたが、九州高体連は九州各県で感染拡大が続くなか、選手・関係者の飛行機・バス移動での安全性が確保できないこと。宿泊を伴う大会で、もしもの場合に宿泊施設内での感染拡大が危惧されることなどから、史上初の中止を決めました。
これを受け、県高校体育連盟では8日に県内の各校に九州大会中止を伝えたということです。
県高体連事務局はMBCの取材に対し、5月下旬から開催予定の県大会について「現状では開催を前提に感染防止策などを検討している。九州大会が中止になったことで、5月開催が難しくなった場合に、県大会を6月下旬まで延期する猶予ができたと考えている。」と話しました。