太宰治がバーカウンターで、ネクタイ、ベスト姿で椅子に座っている写真。あの写真を撮ったのは…?

毎週木曜日は山口県からの情報。周南市美術博物館の竹田さんが「林忠彦オリジナルプリント展」(3月2日(金)~3月18日(日)まで開催)をご紹介くださった。
タイトルでも触れたが、この周南市出身の写真家 林忠彦こそ、あの有名なバーでくつろぐ太宰治の写真を撮った人物。その頃文壇バーと呼ばれていた、銀座「ルパン」で撮影されたものだ。
このほか様々な作品があるが、戦後の焼け野原の東京を撮影した「カストリ時代」も有名だ。
今年は林忠彦の生誕100年に当たるそうで(1918年生まれ)で、今回開催される「オリジナルプリント展」の内容とは??
「若き修羅たちの里―長州路」と「西郷隆盛」、この二つの中から抜粋された作品たち、60点が展示されるそうだ。
勘のいいあなたは、もうお分かりだろう。そう、明治維新150年も意識した展示となっている。
竹田さんの言葉を紹介しよう。
「幕末から明治維新にかけての時代の変わり目を走り抜けた志士たちの足跡を追っている「長州路」、そして西郷隆盛という人物を、鹿児島を中心に九州各地を巡って写真にあらわした「西郷隆盛」のシリーズ。これらを一緒に紹介することで、よりその時代の臨場感溢れる展示を楽しんでいただけると思います」とのこと。
周南市美術博物館には、「林忠彦記念室」もある。こちらも併せて楽しんでみるとよいかも。

アクセスは新幹線で新山口駅を経由し、徳山駅下車。徳山駅からは徒歩20分。もしくは、徳山駅からはバスも出ているそうだ。
詳しい問い合わせは0834-22-8880まで
3月1日放送分
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