山口県柳井市で行われる“阿月神明祭(あつきしんめいまつり)”~壮大なストーリーのある重要無形民俗文化財を見に来て!
毎週木曜日は山口県からの話題。
重要無形民俗文化財のお祭り“阿月神明祭(あつきしんめいまつり)”を、柳井市役所 商工観光課の大谷さんが案内してくださった。
このお祭り、370年以上も継承されているそうだが、美坂アナが内容を聞いて「ストーリーがありますね」と一言。その祭りの内容を紹介しよう。
まず、早朝から身を清め、白のはちまき・白の肌着・白足袋を身につけた若者たちが、酒樽に棒をかけて担ぐ。そして、通りを練り歩く。この足取りがまた特殊だそうだ。
神明宮前に揃うと、ブオオオオーーという、独特の法螺貝(ほらがい)の音が響き渡る。
これを合図に御神体が東・西神明宮前に2本立てられる。
ご神体の高さは20メートル!ビルでいうと、大体7階くらいの高さだ。
その後、新婚の男子を極寒の海に投げ込んで祝福したり、御神体を囲んで神明太鼓や神明踊りの披露が行われる。
そして、あたりが暗くなるころ、子孫繁栄と今年一年の厄除けを祈って御神体に火がつけられる。20メートルものご神体が火に包まれるのだ。
最後に、この火に包まれたご神体が引き倒されて、幕を閉じるそうだ。
「軍神祭」「神明祭」そして、九州では鬼火焚き、山口では「とんど」の名で知られる正月行事の「左義長(さぎちょう)」が一緒になったお祭りだという。(詳しく大谷さんが説明してくださっているので、radikoでチェックしてみて)
まさに「男の祭り」。
勇壮な“阿月神明祭”へお出かけしてみては?
開催日 2月11日 建国記念の日
開催時間 午前8時から午後8時半まで
開催場所 柳井市の室津半島南部の阿月地区 阿月東西神明宮前
問い合わせ先 阿月公民館 0820-27-0001
明石屋 行ってみたいし食べ大使は 美坂理恵。モーニングスマイル内 午前9時からの放送。
2月1日放送分
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