北帰行はじまる!出水平野のツル
ポニー号から脇野です!
今日は、出水市からこちらの話題!
そう、ツルです!
おはなしを、鹿児島県ツル保護会のツル保護監視員 時吉秀次さんに伺いました!
出水平野には、毎年10月中旬から12月頃にかけて、越冬のためシベリアからツルが渡来し3月頃まで滞留します。
今年は1万4000羽あまりがやってきたそうで、ツル観察センターから見てみると・・
この数!!!すごくないですか?
ちょうどえさの時間ということもあり、「キィィィィィイエエエエエエ」というかんじで鳴いていました。
北へ帰る!北帰行
数ヶ月滞在したのち九州を北上し、朝鮮を経由してシベリアへと帰っていくツル(この北へ帰ることを北帰行と呼んでいます)。
今年の北帰行の第一陣は、1月24日の午前11時頃にマナヅル35羽が飛び立っていったそうです。
天候としては、晴れていて風の少ない日がベスト!
半世紀以上ツルの活動に携わる
20歳頃からツル補助監視員として、10年前からはツル保護監視員として活動されている時吉さん。
おもに、えさをあげたり怪我の手当てをしているそう。
出水市のご出身で小さい頃からツルをみて育ってきたんだとか。
「ツルが来たら冬がくるなあ、帰る頃には春がくるなあと。ツルが季節を教えてくれた」
と話してくださいました。ツルで季節を感じる・・出水ならではですよね。
中継を終えて・・
鹿児島出身でありながら出水のツルを見たのは2度目。
こんなにいるの!?というくらいの数にかなりテンションがあがりました。
ふだん見ることができないものですもんね。
そして、時吉さんのお声がまた素敵でした。やわらかい。
今度は半日くらい滞在したいです。
今シーズンは3月中旬まで見ることができるそうですよ!
怪我したツルを手当てする時吉さん。