肝付町ウィーク2日目 道隆寺跡
ポニー1号から川原田です!
今日は、肝付町新富にある「道隆寺跡」からお伝えします。
私自身、祖母の家族が肝付町の岸良なので、よく通るはずなのに
全然気づかなかったそんな穴場スポットです!!!!
入り口と思われる階段をのぼると・・・・
そこに広がっていたのは・・・・!!!
お墓・・・?だれが何のために・・・と。気になったので教えていただきました!
町の魅力をもっと伝えたい!知ってもらいたい!という思いで
歴史的文化財などの名所を案内する
「肝付ふるさと案内人」の福谷平さんです。
道隆寺とは「三国名勝図会」よると、
鎌倉時代に宋から渡来した禅僧
蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)により
1246年(寛元4年)にが開基したと言われています。
道隆禅師はその後、北条時頼に請われて鎌倉に上り巨福山建長寺を創建したと伝えられています。
本堂などがあった場所は水田になっていますが、林の中には観音堂跡があり、
仁王像、ヤグラに刻まれた磨崖五輪塔、宝塔、経塚、六地蔵塔、無縫塔(むほうとう)、
灯龍などがあり、鎌倉時代から戦国時代にかけて数多くの五輪塔が古い歴史を物語っていました。
そんなこの道隆寺跡は、以前荒れた土地となっていましたが、
福谷さんが、数十年の努力の結果、復元し、こうしてしっかりと姿を現したのです。
眠っている故人もきっと喜んでいることでしょう。
でも、福谷さん、やはり復元するのは容易ではなかったそうです。
福谷さんの様子がわかる詩を、福谷さんのお母さんが詠んでいました。
その石碑が道隆寺跡にありました。左上です。
灯り手に 連れてかへらな 母ごころ
発掘作業に 一途な 君を
きっと優しいお母さまだったんだろうな・・・福谷さんの一生懸命に作業をされていた様子も浮かびます。
秋にはとっても綺麗な紅葉が見られるそうです。
こうした歴史も多く学べる肝付町。
福谷さんを含め、皆さん肝付町を訪れる際は、
ぜひ「肝付ふるさと案内人」のかたにガイドをお願いしてみてはいかがでしょうか!
詳しくは、肝付町観光協会
0994-67-2888 まで