SDGsのロゴと17の目標を示したアイコンをデザイン
円形でカラフルなSDGsのロゴ、そして17の目標を示したアイコン。
これらをデザインしたのが、スウェーデン出身のヤーコブ・トロールベックさんです。
そのヤーコブさんが今月、主に鹿児島在住者向けのトークイベントに出演しました。
ヤーコブ・トロールベックさん
「SDGsロゴでは、17目標は切り離せず、すべてを同時に達成していく必要があるということ、そして希望あるものだということ伝えたいと思いました。」
トークイベントでは、世界共通のデザインに秘められた想いや、2030年のSDGs達成に向けた今後の仕掛け、世界の動向などについて語りました。
ヤーコブ・トロールベックさん
「目標年までほぼ中間地点に差し掛かろうとしていますが、結果はまだ追いついていません。目標達成にむけて、より早く、より大きな努力をしなければなりません。」
一人ひとりの取り組みが世界的に大きな波動になる
トークイベントには41人が参加。SDGsに積極的に取り組む城山ホテル鹿児島は、4人のスタッフが貴重な話に耳を傾けていました。
城山ホテル鹿児島 常務取締役 保直延さん
「“関わりしろ”って言葉があったんですけど、これからもっとお客さんも来られるので、お客様との関わりだったり、地域の方と一緒になってSDGsにホテルとして取り組んでいきたいと思っています。」
城山ホテル鹿児島 SDGs推進室グループリーダー 木下綾さん
「今自分たちができることを一人でも多くの人がコツコツとやっていけば、世界的に大きな波動になるというお話がすごく印象に残っています。」「従業員全体を巻き込んでもっともっといろんな取り組みができたらいいなと思っています。」
るる’s eye
SDGsの目標達成するために、個人の内面的な成長に向けた目標設定「IDGs=Inner Development Goals」が新たに注目されているそうです。
個人の内面的な成長がSDGs達成につながる
ヤーコブ・トロールベックさん
「IDGsはSDGsよりも簡単に取り組めると思います。会社とか組織とかお家とか、友達と居る時とかで、ちょっとこれをやってみようかなってことをやってみると、(IDGsの取り組みが)すぐにできたと感じることができると思います」
「IDGs」が多くの人に広がり、小さなことでも私たちそれぞれが取り組んでいくことが、目標達成へと繋がっていくと感じました。