「SDGs Quest みらい甲子園」で新日本科学賞を受賞
高校生がチームで社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト「SDGs Questみらい甲子園」。
大会協賛企業からの特別賞「新日本科学賞」に輝いたのは、鹿児島情報高校「KgC」。
カンボジアの農村部など、働く場が少ない女性へのサポートに繋がるアイデアが評価されました。
アイデアテーマ:オークンチュラム!カンボジアの農村部で働く女性へのサポート
「(生徒)いろんな人に知ってもらえて、活動が広がっていければ」
新日本科学はカンボジアに子会社をつくり、そこで働くスタッフとその家族のためにフリースクールを運用するなど、雇用と学びの場を提供しています。
新日本科学 常務執行役員 長利京美さん
「カンボジアの女性の働く場所がない、非常に安い賃金で働かされている、というところに問題意識を持たれて、すぐに行動されているところが素晴らしいと思いました」
カンボジアの女性の雇用創出に貢献
鹿児島情報高校「KgC」の取り組みのきっかけは、中川さんという女性と出会ったこと。中川さんはカンボジアで女性の雇用を創出するため、籠を作る会社を作られた方です。
「私たちがデザインした籠を作ってもらい、カンボジアの店舗で販売してもらっています。若者が使いやすい籠をデザインしました。高校生がデザインすることで話題性もあって、宣伝にも効果的なんじゃないかと思います。」
学校の研修でカンボジアへ行く機会があり、現地の現状を観たことで、感じることがあったそうです。
「カンボジアの都会部は都会だけど、私たちが行った農村部との差にギャップを感じた。『幸せ』と感じることは人それぞれだけど、私たちの幸せとそこに暮らしている方々の幸せって、違うようで一緒なのかなって。幸せについて考えさせられました。」
るる’s eye
動画配信アプリ・TikTokで情報発信するなど、 高校生らしい発想だと感じました。
KgC TikTokアカウント:オークンチュラン!@cambodia_kgc_joho
カンボジアの魅力を全国に!!
「カンボジアの現状や魅力をたくさんの人に届けていきたいです。」
「オークンチュラン!(本当にありがとうございます)」
この取り組みをきっかけにたくさんの人がカンボジアの現状を知って、 より多くの支援につながることを願っています。