今回のテーマは「カーボンニュートラル」。
訪ねたのは、鹿児島市にある「鹿児島県環境技術協会」。
環境調査や分析、地球温暖化防止活動などに取り組んでいます。
「カーボンニュートラル」とは
一般財団法人 鹿児島県環境技術協会 鹿児島県地球温暖化防止活動推進センター
事務局長 清水健司さん
「カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量をできるだけ少なくし、森の木に吸収してもらうなどして帳消しをする、プラスマイナスゼロにするという考え方です。」
企業で取り組む「省エネ診断」「環境マネジメントシステム」
個人の日常生活でも省エネ・エコドライブ・省エネ家電への切り替えなどの取り組みができるということです。
また、組織として環境活動を行う企業や団体も増えてきているそうです。
清水健司さん
「地球にやさしい会社になるので、お客様からの評価も変わってくると思います。事業活動の中でどんな環境負荷を与えているかを調べる“省エネ診断”を受けてみるのも効果的だと思います。」
省エネ診断とは、会社のエネルギー使用状況を専門家が調査し、設備の更新や運用改善方法などについて、いろいろな提案をしてくれるサービスです。
清水健司さん
「環境マネジメントシステムを導入することで、社内がエコになる仕組みをつくれるし、外部の方から評価してもらえる仕組みがつくれます。」
「鹿児島県が省エネ診断や環境マネジメントシステムについて紹介した動画をつくっているので、『鹿児島県 カーボンニュートラル』で検索するとご覧いただけると思います」
※動画は2月上旬完成予定
るる’s eye
最近では、カーボンニュートラルの広がりの中で、環境に優しい商品やサービス、それを取り扱う企業を選ぶ動きが活発化してきているなど、新たなビジネスチャンスも広がっていると感じました。
未来の地球のためにカーボンニュートラルを
「今、地球は温暖化が進んで大変なことになっています。地球温暖化の影響を抑えていくためには、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めていかなければなりません。」
「未来の地球をカーボンニュートラルという形で保全していきたいと思います。」