番組情報

kagoshima SDGs 17colors #16 映画監督 朝比奈けいさん 7/30放送

映画監督 朝比奈けいさん

朝比奈(あさひな)さんは鹿児島出身で、数々の映画祭で受賞歴を持つ、いま注目株の映画監督です。
独特の言葉づかいで、繊細な少女の心情描写を得意としています。
現在は映画「あの日のアオ」を撮影中です。

ジェンダーについて悩み葛藤する少女を描いた『あの日のアオ』

朝比奈さん「(『あの日のアオ』は)ジェンダーをテーマにした作品。青春時代のセクシャリティーとか性に目覚める瞬間を、繊細に描いていけたらと思っています。」

クラスに馴染めずひとりのセカイを生きる、主人公の凛(りん)。
しかしある一言をきっかけにいつもの日常が揺らいでしまう…。
恋とは?好きとは?
感情と友情、恋愛模様が絡まりあう、高校生ならではの葛藤や青春を描いた映画です。

作品を通してジェンダーについて知ってほしい

朝比奈さん「それぞれのキャラクターに細かいジェンダー設定をつけているのがこだわり。あまり映画作品でとりあげられない【Xジェンダー(エックスジェンダー)】を設定しています。作品を通してジェンダーというものを知っていただければと思います」

るる’s eye

今回の映画のテーマであるジェンダーはまだまだ理解がされづらい面も多々あるそうですが、鹿児島市や指宿市ではパートナーシップ制度が導入されるなど、徐々に多様性が認められてきています。

“ありのまま”が受け入れられる世界に

朝比奈さん「ジェンダーだけでなく、【ありのままの自分】を受け入れてもらう側も受け入れる側も、フラットに見る準備ができる作品になれば」
「すべての方々が自分のセクシャリティーやジェンダーを認知し、少しでも選択肢の幅を広げられる世界になればと思っています。」

朝比奈けい監督の「あの日のアオ」は2023年7月頃に公開予定です。

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SDGsとは?

SDGs

SDGsとは、Sustainable Development Goals”の略で「持続可能な開発目標」と訳されるものです。
2015年の国連サミットで採択されたSDGsは、国際社会が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットが掲げられています。
2030年まであと10年となった2020年、「行動の10年」として取り組みの拡大が求められています。

SDGs:参考
国連広報センター 

SDGメディア・コンパクトに加盟しています

株式会社 南日本放送(本社:鹿児島市、代表取締役社長:中野寿康)はSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)推進のため、2020年12月、国連の「SDGメディア・コンパクト」に加盟しました。

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