廃棄されるはずのものを”素敵な香り”に変身させる
いちき串木野市にある『Le Ciel Fusée(ル シエル フュゼ)』。代表を務める久木田紫絵留(しえる)さんは、小学生の頃からアロマが好きで、中学生の頃に廃棄される果物があると知り、高校生で起業した現役大学生です。
Le Ciel Fusée 代表 久木田紫絵留さん
「いちき串木野市の特産品であるサワーポメロやぽんかんなどの柑橘類を使ったアロマやオリジナルブレンドティーを企画開発、製造販売しております。」
間引きされた果物や、廃棄されてしまう地域産品を有効活用して、商品化に挑戦しています。中にはユーカリを使った、まるで平川動物公園の”コアラ館”にいる気分になれるルームフレグランスも。
Le Ciel Fusée 代表 久木田紫絵留さん
「平川動物公園さんで廃棄ユーカリが出るという話を聞いて、その廃棄される分のユーカリを引き取らせていただいて作った香りになります。」
「循環型社会」実現のための啓発活動も
紫絵留さんが目指すのは、廃棄物を有効活用した「循環型社会」の実現。ですが「自分一人では力不足」という思いから、SDGsの普及啓発活動も積極的に行っています。
Le Ciel Fusée 代表 久木田紫絵留さん
「私たちの活動や、どういう活動をすれば地球・地域に貢献できるのかを教えていけたらなと。」
るる’s eye
パッションフルーツの殻から和紙作りを行う種子島高校が視察・研修に訪れました。
捨てられるものに付加価値を与えるノウハウを惜しみなく伝授しているそうです。
地元がよくなる良い循環
Le Ciel Fusée 代表 久木田紫絵留さん
「廃棄される地元の特産品を有効活用して、地元が良くなる良い循環を目指しております。生産者さんやお客様が笑顔になれるような活動を目指しています。」