今日のいろは歌は、28番目の「く」の歌です。
苦しくと すぐ道を行け 九曲折の 末は暗間の 逆さまの世ぞ
まず、言葉の意味から。
- 「すぐ道を行け」とは、真っ直ぐな道、つまり正しい道を進みなさいということです。
- 「九曲折」とは、くねくねと曲がった道のこと。
- 「暗間」とは、暗い間、すなわち真っ暗闇や、暗黒の世の中のことです。
苦しくと すぐ道を行け 九曲折の 末は暗間の 逆さまの世ぞ
歌の意味です。
どんなに苦しいことがあっても、真っ直ぐな道を行きなさい。
もし、曲がりくねった道を行って、正しくないことをすると、末は、自分の身を滅ぼすことになる。
つまり、どんな時にも境遇に押し負かされること無く、自分の信念に向かって邁進しなければならないと教えた歌です。
苦しくと すぐ道を行け 九曲折の 末は暗間の 逆さまの世ぞ
どんなに苦しいことがあっても、真っ直ぐな道を行きましょう。
では、今日も、鹿児島のこの言葉でお別れしましょう。また明日。毎日ごわんそ！
