ととナビvol.333 イソゴンベ
今日は、来月12月5日(土)に奄美大島、宇検村の「生涯学習センター元気の出る館」で行われる
「鹿児島大学 奄美群島 島めぐり講演会」のお知らせから。
これは、鹿児島大学国際島嶼教育研究センターが主催する講演会で、
午後1時30分~ 国際島嶼教育研究センターの宋多情先生のエコツーリズムのお話
そのあとに、大富先生のお話(「南北600キロの海の幸―約1000種の魚を食べた教授からの報告―」と題して1時間程度)
があるそう。
詳しくは以下をご覧ください。
「どこどこの名物はなになに。こんな話、ウキウキしますよね。南北600キロもある鹿児島の海では、さぞかしたくさんの種類の魚がとれるんでしょうね。・・・その通り。でも、それを知っている人はごくわずか。そして名物の多くは農畜産物。奄美の海には曽根と呼ばれる海底から突き出た瀬が点在し、好漁場が形成されます。奄美群島が誇る地魚を食べることで、地元の海を守りましょう。そんなお話です。」
参加費はもちろん無料。
当日は会場でもお聴きになれますが、奄美までは行けないよ~とおっしゃる方、朗報です。
自宅などに居ながらにしてオンラインで参加することもできます(要事前登録 締め切りは11月28日です)。
お問い合わせ、参加申し込みは鹿児島大学奄美分室0997-69-4852までお願いします。
講演会に因んで、今日は奄美らしい魚 イソゴンベ をご紹介しましょう。
奄美ではその辺にいる魚なんですって(県本土にもいますけどね)。
全長は25cmくらい。奄美では「がぶねばり」と呼ばれているそうです。
(「ねばり」とは奄美ではハタのこと。でも、イソゴンベはハタの仲間ではないそう、、、どゆこと?
そして、カサゴ(あらかぶ)にも似ていますが、カサゴの仲間でもないんです)
・・・で、イソゴンベはスズキ目ゴンベ科の魚です。
大富先生:「私はから揚げと煮付けと刺身で食べたんですけど、刺身がいちばんおいしかったですね。見た目もきれいな身で、シコシコとした食感で旨みがあって、なかなかおいしい魚ですよ。」
来週も、奄美らしい魚のご紹介です。