【#14】与論町商工会青年部 部長 髙井秀一朗さん
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
「日本を元気に!あなたの街のささえびと」レポーターの鶴園直子です。
このコーナーでは、「私たちの日常を支える人」すなわち“ささえびと”。
地元や地域、街を盛り上げ、元気にしようと頑張っている“ささえびと”をご紹介しました。
今日は大変なコロナ禍の中で、島の元気にしようと立ち上がった人たち、
「島の元気を支える人」ご紹介します。
今回のささえびとは、
昨日6月30日が、36歳のお誕生日♪ 🎉🎂🎊
与論町商工会青年部部長の、髙井秀一朗さんです。
せっかくなので、とっておきのお写真を送って頂きました!
ステキです。😎👍✨
🍱普段はどんなお仕事を?
(有)香文堂という会社で、主に書籍・文具・学校教材などを販売しております。📚✍
また、6年前の30歳の時に、「ウィークリーMAHALO」という長期滞在方の宿泊施設を立ち上げ、
2年程前からは「NICO」というコーヒースタンド☕を営んでおります。
🍱45歳までの若い経営者で構成する「与論町商工会青年部」。そんな皆さんが、コロナ禍で地域を元気にしようと立ち上げた「プロジェクト」!それは・・・。
「I’ll be back ~また戻ってくる~」プロジェクト!
当たり前の日常がまた戻ってくるように・・・との想いを込めて立ち上げました!
1回目は今年2月に実施したんですが、
医療・福祉施設など、命の最前線で働く全ての皆様へ感謝の気持ちを込めて、
島内の医療・福祉関係の7事業所に、270食のお弁当🍱の無償配布しました。
🍱当時は、島内でクラスターが発生したりと大変な時期・・・。そこには、このプロジェクトを立ち上げるきっかけになった出来事がありました。
コロナ禍の中で青年部の集まりも出来ない中、
久しぶりに年始に皆で顔を合わせた時に、涙する部員や新しく入った部員が悩んでいるのを肌身に感じ、
何かきっかけを与えてあげないといけないと責任感がわきました。
緊急事態宣言で外出が出来ない中、
特に影響の大きい飲食店と宿泊施設に何かきっかけを与えることは出来ないか。
国や行政の支援を待つ時間はなく、
あえて1番苦しんでいる若い経営者が立ち上がりスピード感を持って行動に移すことで、
ボランティアとしてとらえるのではなく、
『与論は、若い経営者が元気に島を盛り上げているぞ!』という“PRの場”になれたらと思い、
アプローチをかけていきました。
🍱青年部の皆さんご自身も大変な中での、プロジェクト実施でしたが・・・。
「そういうことだったら、自分たちにさせて欲しい!」とか「携わりたい!」と、
たくさんの部員が手を挙げてくれました。🙋♂️🙋♀️
お弁当の経費は、コロナウイルスの影響で中止となった、イベントの予算をこのプロジェクトに充てることにして、
当日は、
青年部の会員が営む飲食店・宿泊施設の7事業所が、
それぞれ趣向を凝らしたお弁当を準備して届けました。
短い時間の中、みんなが1つになった瞬間でした。
企画から実施まで、2週間という短期決戦のプロジェクトではありましたが、
この状況の中でベストなプロジェクトだったと思います。
🍱医療や福祉に従事する皆さん、受け取られた皆さんも喜ばれたんじゃないですか?
たくさんの感謝のお言葉を頂きました。
今まで話したことすらなかった島民の方達からも感謝のお声を頂き、
地域振興の大切さを部員1人1人が肌身に感じたと思います。
なかでも1番嬉しかったことは、プロジェクト後に施設の方々から、
青年部の飲食店にテイクアウトの注文がまとまって入ったことでした。
「今はこれくらいしか出来ないけど、落ち着いたらまたお店に食べに行くね!」とねぎらいのお声を頂いた時に、
「I’ll be back~また戻ってくる~」のプロジェクトと思いが合致した瞬間は今でも忘れません。
🍱今回を機会に、今後どんな風に活動を広げていきたいですか?
このプロジェクトがメディア等を通して公になった時、
色んな団体から次回は協力させてほしいとお話しを頂きました。
青年部も色んな職種の部員でなりたっているので、
次回は農業経営者にスポットライトを当ててみたいとも考えている段階です。
また、わたし自身も4月から2年間、奄美群島の商工会青年部の会長になりましたので、
これを機会に奄美群島で1つのプロジェクトを出来たらとも考えております。
飲食店や宿泊施設の支援とともに、
医療・福祉の現場で頑張っていらっしゃる皆さんの応援と、
元気の輪が繋がって、島に活気が生まれる・・・。
素敵なプロジェクトだなーと思いました。
髙井さん、
これからも与論の若い力💪で、
島をもっともっと元気にしていって下さい!
素敵なお話、ありがとうございました。