【#12】霧島市上小川地区自治公民館 館長 池田まゆみさん
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
「日本を元気に!あなたの街のささえびと」レポーターの鶴園直子です。
このコーナーでは、「私たちの日常を支える人」すなわち“ささえびと”!
地元や地域、街を盛り上げ、元気にしようと頑張っている“ささえびと”をご紹介しています。
今週は「地域の元気を生み出し、支える人」、ご紹介します。
地域の元気印!とてもパワフルな方です。
今回のささえびとは、霧島市上小川地区で自治公民館の館長をされている、池田まゆみさんです。
💪国分の市街地からも程近くにある、霧島市上小川地区・・・どんな地域ですか?
およそ1200世帯、2600人程が住んでいます。
昔から住んでいる方がいらっしゃる一方で、地区内には大きな工場がありますので、
若い世代も多く、新興住宅街でもあります。
また、1地区1小学校ということで、地域のつながりが強い地域だと思います。
学校は1学年1クラスですが、統合はせず存続できていることが、
地域のまとまりにつながっていると思っています。
💪館長さんって、日頃どんなお仕事をされているんですか?
平日は児童クラブの運営、
月2回、第2・4水曜日は、子育てサロンの運営(こちらはコロナでお休み中)
週2回、月曜日と金曜日は高齢者向けのお惣菜作り。
あと、毎朝の子供たちの登校見守りを続けて16年目に入ります。
朝、子供たちの元気を見届け、児童クラブで14年間、子供たちと関わり続けています。
子供たちからパワーをもらっています。
💪館長さんになられて、取り組んだことはどんなことだったんですか?
8年前に公民館長に就任したんですが、
副館長時代に、地域の住民のふれあいや助け合いの実態を調べて、福祉の課題を探ろうと、「地域の支え合いマップ」を作りました。
その中で、上小川にも一人暮らしの方や、体の不自由な方がいることが分かり、
「それならば、その人たちの少しでも手助けになれば!」と思い、
自治会の女性12人で、「はつらつ会」というボランティアグループを作り、高齢者向けのお惣菜作りを始めました!
💪どれくらいの数を作っていらっしゃるんですか?
週に2回、月曜日と金曜日の朝に公民館に集まって、
予約制なんですが、平均で125食を作っています!
自宅が近い方や、車を運転できる方は取りに来ていただきますが、
半分くらいはご自宅まで配達をしています。
その配達する人が「見守り隊」となって、無事の確認や、時には話し相手になっています。
💪このはつらつ会のお母さんたちのお惣菜作りから、活動の輪が広がっています。
はつらつ会には負けていられないと、
男性のボランティアグループの「うぶすな会」も発足!
地域の行事のお手伝いをして下さる「うぶすな会」の皆さん、
中学校の通学路の草払いに、鬼火炊きの竹切りからやぐら作りまで・・・活動は様々。
さらに、小学校の保護者を対象にしたおやじの会「ほのぼの会」に、
ほのぼの会を卒業して方を対象にした「うぶすな会青年団」まで!
力仕事をして下さったりするので、ありがたいなーと思っています。
💪これからどんな風に地域を元気に、そして地域を支えていかれたいですか?
自分のできることを自分らしく続けているのが、パワーの源だと思っています。
今までのように、いろいろな方々と協力し合って、
子供たちが「上小川に生まれ育ってよかった」「誇りに思う」と思われるような地域に・・・。
そして、子供たちが上小川で子育てしてくれるというのを願って、これからも頑張っていこうと思います!
とても楽しくて、わくわくするお話でした。
池田さん、これからもお元気で・・・。
上小川をますますパワフルに盛り上げて下さいね!
楽しいお話、ありがとうございました。