TOYOTA街角ステーション「CURRY SHOP夢小僧」

今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。

トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。

このコーナーでは、おでかけの参考にして頂きたい、

おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。

 

今回は、鹿屋で長く愛された、

とにかく辛いカレーで有名な、あの名店のテイクアウトをご紹介します。

こちらを手掛けるのは、

鹿児島市武1丁目、鹿児島中央駅の程近くにあるカレー専門店「カレーショップ夢小僧」です。

「夢小僧のカレー」と聞いて、

あれもしかしてと思った方もいらしゃったかもしれませんね!

こちらのお店は、

鹿屋で36年愛され続けたカレー店「夢小僧」のテイクアウト専門店なんです。

鹿屋のお店は惜しまれながら2年ほど前に閉店されたのですが、

夢小僧のご主人の息子さん、沖村陽太郎さんが、お父さんから秘伝のレシピを教わって、

2018年にオープンさせたお店です。

夢小僧のカレーは、とにかく辛いのが特徴。

基本激辛なんです。

辛いもの好きにはたまらない、

時間が経つとまた食べたくなっちゃうような、病みつきになるカレーです。

辛さは3種類。

甘口・辛口・大辛から選べるのですが、

辛口が結構辛めなので、辛いのが苦手な方は甘口がおすすめです。

とはいっても、甘口でも市販のカレーの中辛位の辛さがあります。

ちなみに私は甘口から(笑)

 

そんな夢小僧のカレー、

先代のお父さんから息子の陽太郎さんだけが受け継いだ秘伝のレシピです。

仕込みが始まるのは夜中の1時。

とても手間暇かけて作られています。

特徴的なのは八角やローリエなどのスパイスと漢方、

ハーブや香草など20~30種類使って作っていること。

夢小僧ならではの、スパイスの独特な香りがします。

これに炒めた玉ねぎやセロリ・人参など香味野菜を加えて、

コトコト3~4時間かけて煮だしていきます。

ここをしっかりしなければ、香りとうまみが出ないのだとか。

煮詰めながらうまみを出して、凝縮させる作業です。

大変なのは、玉ねぎを炒める作業。

玉ねぎ10キロを少しずつ火を入れながら、

飴色・・・を通り越して、黒っぽいチョコレート色になるまで、

1時間半ほどかけて炒めていきます。

これを加えることによって、甘みが加わり、コクとうまみがアップ!

深い味になるそうなんです。

スープはどちらかというとさらさら系のスープ。

野菜の形が残らない位にまで煮込めば、野菜のうまみがすべてスープに溶け込んだ、絶品ルーになります。

お父さんのカレーと違うところはカレーのトッピングです。

 

実は沖村さん、

鹿児島市の人気イタリアンレストラン「イルソーレ」のシェフなんです。

元々はイタリアンのシェフをされていることから、

イルソーレと夢小僧のコラボメニューが誕生!

これがまた人気なんです。

メニューはシンプルなプレーンなカレーの他に、

様々なトッピングのカレーが8種類あります。

 

ちなみに、沖村さん一押しで、お店の1番メニューは「四元豚のロースカツカレー」

お肉は沖村さんこだわりのお肉「四元豚」🐖

脂身が少なめで、さっぱりとした歯切れの良いお肉が、

夢小僧のカレーと相性ばっちりです。

その他にも、イルソーレで人気のハンバーグが乗った「ハンバーグカレー」もおすすめです。

鹿屋のお店は閉店しましたが、

今でもお店に通っていた鹿屋体育大学の卒業生がこの味を求めて、

何と北海道や東京から自転車で訪れてくれたり、

全国から冷凍発送の注文も入ったりするのだそう。

このカレーを食べたお客様からは、

「学生時代を思い出す・・・懐かしい!」などのお声を頂くのだとか。

味の記憶なんですね・・・。

かけがえのない青春の味です。

辛いけど、1度食べるとくせになる夢小僧のカレー、

皆さんも1度召し上がってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、「オードブル」もあるそうですよ!

クリスマス🎄や お正月🎍など、皆さんが集まるシーンでいかがでしょうか?

 

場所のご紹介

<場所> 鹿児島市武1丁目。鹿児島中央駅のほど近く。

     鹿児島市電の都通電停から都通に入って頂くと車で1分ほど、

     踏切を渡ってすぐの左側にあります。

<営業時間> お昼は11時~2時半/夜は夕方5時半~夜9時

<定休日> 月曜日

<お値段> シンプルな夢小僧カレーは650円、四元豚のロースカツカレーは900円

<お問合せ>  099-837-8623

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