TOYOTA街角ステーション「tiki coffee KAKEROMA」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。
このコーナーでは、
いつかのおでかけの参考にして頂きたい、おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。
今回は奄美大島の南の端、
大島郡瀬戸内町の加計呂麻島で作られる、おいしいスイーツをご紹介します!
今回ご紹介したお店は「tiki coffee KAKEROMA」。
古仁屋の港から船で20分、
瀬相港からさらに車で20分ほど走ったところ、
須子茂集落にある築70年の古民家カフェです。
コバルトブルーの海が広がる須子茂海岸は目の前!
昔ながらの集落の風景が残るのどかな場所にあります。
お客様の中には、
鳥のさえずりや、波の音を聴きながらお昼寝される方もいらっしゃるんですって!
ちなみに、お店のお名前「ティキ」とは、
地元の方言で「月」を意味します。
カフェのある須子茂海岸では、
山から月が昇り、海に沈むのだそうです。
4年前に須子茂に引っ越してきたときに、
月がとても大きくて感動したそうなんです。
お店の真上がお月さまの通り道だったことから、
このお名前に決めたそうです。
なんて素敵な由来♪
そんな素敵なカフェを切り盛りするのは、
4年前にご家族で横浜から移住された、鈴木結さんです。
こちらは、手動のエスプレッソマシーンで淹れるコーヒーと、
牛乳を瞬間冷凍して削るふわふわの「ゆき氷」が自慢のカフェなんですが、
もう1つ、
お客様から大評判のスイーツがあるんです。
それは「かけろま黒糖チーズケーキ」!
こちらのチーズケーキ、
貴重な加計呂麻島産の黒糖を贅沢に使い、
卵も奄美大島産。
平飼いの鶏が産んだ卵をたっぷりと、
クリームチーズと生クリームは北海道産のものを使っています。
材料はなんとこの4つだけ!
加計呂麻島産の黒糖が、そのままでもとても美味しいものなので、
なるべく他の材料はシンプルに。
小麦粉は一切使っていないグルテンフリーのチーズケーキで、
コクのある、とてもなめらかな食感です。
チーズケーキに使っている加計呂麻島産の黒糖は、
機械ではなく、昔ながらの製法で手作りしているそうなんですが、
さとうきびの種類や、気候や温度によって、
その時その時で黒糖の色や味、固さが違うのだとか。
実際に鈴木さんも製糖工場で働いたりして、
たくさんお話を伺ったそう。
それもそのまま活かして、その時々の黒糖の味を楽しむ・・・。
そんなナチュラルなチーズケーキなのも、人気の秘密かもしれませんね!
またこのチーズケーキには、お塩が添えてあります。
同じ須子茂集落にある、加計呂麻塩技研さんで作られる加計呂麻島の塩が、
鈴木さんのチーズケーキととても相性が良いということで、
一緒に添えてあるんです。
ちなみにこのチーズケーキは、いろんな楽しみ方ができます。
①まずは常温で・・・。
なめらかなクリームみたいな食感と、加計呂麻島の黒糖の風味を感じます。
②次に加計呂麻の塩をかけて・・・。
大粒で甘みのある加計呂麻の塩をかけると、黒糖の甘さとコクが際立ち、
お酒にもよく合う大人の味に変化します!
③次にトースターで温めると、
表面はサクッとして、中はとろ~っと!出来たてのような食感が楽しめます。
④最後に冷凍し、フォークが入る位まで溶かしてから食べると、
アイスケーキのように楽しめます!
これからの季節はアイスバージョンも美味しいでしょうね~!
加計呂麻島には、魅力的な食材がたくさんあるんですね!
黒糖やきび酢、塩など、
昔ながらの製法で作っているものがたくさんあるのだとか。
手作業で作っているので数を作れず、あまり市場に出回らないものばかりなのだそう。
「黒糖やお塩を作って下さる方が、余計なものを使わず、丁寧に作っているからこそ、
このチーズケーキを召し上がったお客様から、飽きがこない、毎日食べたいとのお声を頂きます。
このチーズケーキをきっかけに、加計呂麻島を知って頂くきっかけになれば、うれしいです!」
と鈴木さん。
加計呂麻島の豊かな自然を感じられるような、
優しい優しいチーズケーキです。
加計呂麻島を訪れて、
波の音や風の音を聞きながらゆったりと味わう・・・、
なんて旅はいかがでしょうか?
最後の写真は、鈴木さんと娘さんのはなちゃん。夕暮れの須子茂海岸で・・・。
場所のご紹介
<場所> 大島郡瀬戸内町、加計呂麻島の須子茂集落。(カフェの営業は7月から再開予定。地方発送もして下さるそうです!)
<お値段> 地方発送は、大きさ19㎝の1ホール(6~8人分くらいはありそうですよ!)が、
送料は別で3500円。
<お問合せ> 070-4321-4595