TOYOTA街角ステーション「樹之香(きのこ)」

今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
トヨタ街角ステーションレポーターの鶴園直子です。
今年のゴールデンウイークは外出自粛もありまして、
ご自宅で過ごされている方が多いのではないかと思います。
・・・というわけで、
せめて旅の気分、ドライブ気分を味わいたいなと思いまして、
今週は、今までなかなかご紹介のできなかった、
離島のテイクアウトグルメをご紹介しました!
今回ご紹介したのは、世界遺産の島「屋久島」にあるお店です。
熊毛郡屋久島町安房、
安房港から、落差60mと言われる滝「千尋の滝」に向かう途中にあるお店、
「樹之香(きのこ)」です。

こちらは、屋久杉を使った手作りアクセサリーのお店なんですが、
2年前に、ご当地クレープを楽しめるテイクアウトカフェをオープンされたのだそうです。
お店の横を流れる中瀬川を見下ろす大きなウッドデッキで、
川の流れの音や、緑の匂いを感じながら頂くクレープが、
地元の皆さんをはじめ、多くの観光客に人気です。


こちらを切り盛りするのは、清田治樹さん、香さんご夫妻。
実はお2人とも、北海道のご出身です。

甘いクレープの定番は、
タンカン・パッションフルーツ・バナナ・小倉抹茶など。
これをベースに、チョコやカスタード、アイスのトッピングが可能です。
この他に、季節限定のクレープ。
これまでも、メロン・桃・かぼちゃ・濃厚チョコレートなど、季節ごとに様々登場したそうです。
和風クレープはわらび餅・ずんだ・さつまいも・きなこなどなど。
また、ランチにもぴったりなのがサラダクレープ。
こちらには、とびうおやシイラ(マヒマヒ)が入っています。
その中でも人気なのは「とびうおクレープ」!

とびうおですよ!!
屋久島の燻製屋さん「ケイ水産」さんで作られるとびうおの燻製と、
たっぷりの野菜、タルタルソースの味付けになっています。
生地にあご出汁を入れた、人気のサラダクレープです。
ちなみに、シイラ(マヒマヒ)のクレープは、
淡白な味ながら、もちもちとした生ハムのような食感で、
こちらは屋久島の方に人気なのだとか。
どちらのクレープもカレー風味にアレンジも可能なのだそうです!
甘いクレープでは、
屋久島名産のタンカンを使ったクレープが大好評!
タンカンピールが入った、すっぱ甘苦いタンカンジャムとクリームチーズを合わせたクレープは、
お店1番人気です。

他にも、パッションフルーツを使ったクレープは、
種ごとバリバリ食べる食感で、好きな人にはたまらない逸品。
樹之香のクレープの特徴は生地!
サラダ用、洋風のクレープ用、和風のクレープ用と、なんと3種類の生地を使い分けていらっしゃるんです。
サラダクレープの生地は、あご出汁を入れて、もちもちの生地。野菜やとびうお、シイラと良く合います。
一般的な洋のクレープの生地は、しっとりともちもちが強く、アーモンドの粉を入れて香ばしい生地に。
しっとりもちパリっの食感!
和のクレープ生地には、小麦ではなく、豆乳と米粉を使ったグルテンフリーの生地になっています。
屋久島の食材は、味にパンチがあるものが多くて、
クレープとはとても相性が良いと感じているのだそう。
「まだまだ使いたい食材がたくさんあるので、チャレンジ中です!」とお話して下さいました。
世界遺産の島「屋久島」、
外国からのお客様も多くいらっしゃるそうですが、
1度ヨーロッパ(ベルギー)からのお客様、
「本場の味に勝てるよ!パーフェクト!」と言って頂いたそう!
観光のお客様も生地がおいしいと言ってくださるので、
都会のクレープ屋さんにも負けていないだと自負しています!」と清田さん。
負けてない!負けてない!!
大きなウッドデッキに吊るされているハンモックに揺られながらのクレープ・・・。
気持ちいいだろうな~。
皆さんも屋久島に出かけられた際は、
屋久島の自然と、屋久島の味を満喫しに訪れてみてはいかがでしょうか?
場所のご紹介
<場所> 熊毛郡屋久島町安房。
     安房港から、千尋の滝・大川の滝方面へ車で10分程。
     サル川のガジュマル入り口の看板が目印。
<営業時間> 朝10時~夕方4時半
<定休日> 不定休
<お問合せ> 090-2512-8940

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