TOYOTA街角ステーション「あきらの店」
トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。
12月になりました。
今回は、クリスマス
や、
年末年始
の食卓にもピッタリの、
鹿児島らしいおいしいものを・・・。
ということで!今回伺ったのは、姶良郡湧水町北方(旧栗野町)にお店を構える、
「あきらの店」。
国産若鶏の本格焼き鳥と、鹿児島県産の鶏刺しのテイクアウト専門店です。
こちらのお店は、創業昭和55年。
先代のお父さんが、スーパーの店頭で屋台販売を始めたのが、お店の始まりなんですが、
お店のお名前の「あきらの店」は、
その先代のお父さんのお名前、あきらさんに由来しています。
現在は2代目のご主人、今村和也さんが切り盛りをされています。
お店の看板商品の焼き鳥の甘いたれの香りに誘われながら、
店内に入ると、
あら~!地元のおばあちゃん 常連さんだそうです!
ショーケースには、自慢の焼き鳥が15~16種類に、
遠方からも注文が入るという新鮮な鶏刺し、
からあげなどのサイドメニューに至るまで、
ずらりと鶏商品が並びます。
そんな中、
これからクリスマス、年末にかけてぴったりのおいしい商品があるんです。
それが、
かごしまんローストチキン「ごてやき」!
30年以上愛され続けている「ごてやき」は、
先代のお父さんのレシピで、
今も息子の和也さんによって、変わらぬ味を作り続けています。
常連さんにも大人気の「ごてやき」。
実は、ちょっとひと味違う味わいなんです。
ごてやきに使うお肉は、若鶏の骨付きもも肉。
大きさはちょうど、私の手を広げた位の大きさなんですが、
自家製のたれに一晩じっくり漬けこんで、味を染み込ませたものを、
スチームコンベクションオーブンで、
たれを塗りながら両面焼き上げています。
何といっても、こちらの自家製だれが自慢!
しょうゆベースの焼き鳥のたれがベースになっているんです。
普通のごてやきとは違って、
にんにくやしょうが、りんご
や玉ねぎ
をペースト状にして、
たれに入れてあります。
ただ、焼き鳥のたれをそのまま使っているわけではありません。
一晩漬けこむことまで考えて、
にんにくや砂糖の分量を変えているのだとか。
焼き鳥よりは、しょうゆを多めにして、ちょっと辛めの味付けになっているそうです。
中まで味がしみしみ!
噛めば噛むほどに味が出てきます。
焼き鳥に比べて、にんにくが効いていて、ほんのりフルーティで、
甘口だけど甘すぎない、
ちょっとくせになる味です。
また、ごてやきと言えば、お肉をくるくる回しながら焼くオーブンをイメージしますが、
こちらのお店で使ってるのは、スチームコンベクションオーブン。
高温の熱と水蒸気で、肉の内部から焼きあげているので、
旨味を逃すことなく、ふんわり焼きあがり、
また冷めても柔らかい状態で楽しめます。
お肉はしっとり、ふっくら、柔らかいです。
焼き方にもこだわりがあったんですね!
さらに、こだわりがもう1つ。
普通ごてやきというと、大きな骨が1本まるまると通っていると思うんですが、
こちらのごてやきは、握るところの骨だけは残して、
その他の太もも部分(食べる部分)の骨を抜いてあるんです。
これは食べやすいとお客様から大好評!
最初は、まるまる骨付きのまま販売していたそうなんですが、
先代のお父さんと作っている中で、
「骨の周りは食べにくいから、骨を抜いたほうが食べやすいのではないか」という話になり、
骨を抜いた今の形になったそうです。
女性はもちろんのこと、子供たちも食べやすいと思います。
このひと手間の心遣いが、
長く地元の皆さんに愛される理由の1つなんでしょうね・・・。
焼き鳥が自慢のお店が手掛ける、ひと味違ったごてやき。
にんにくやしょうがが効いた、ちょっとくせになる逸品です。
皆さんも1度召し上がってみてはいかがでしょうか?
改めて場所のご紹介です。
<場所> 姶良郡湧水町北方(旧栗野町)。九州自動車道栗野インターから車で2~3分。
栗野インターから国道268号線に出て、大口方面へ。栗野橋を渡るとすぐ左側。
<営業時間> 朝10時~夜7時
<定休日> 毎週水曜日と第1・3日曜日
<お値段> 量り売りなんですが、だいたい1本300円前後です。
<お問合せ> 0995-74-2498