TOYOTA街角ステーション「削氷はしぐち」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
トヨタ街角ステーション、レポーターの鶴園直子です。
ここのところ、厳しい暑さが続いていますが、
皆さんいかがお過ごしですか?
今月は、暑いからこそ食べたくなるテイクアウトグルメを探してまいります!
今回伺ったのは、日置市伊集院町下谷口。
向江町商店街にある「削氷はしぐち」。
地元で40年近く愛され続けているお寿司屋さん「寿しのはしぐち」が、
夏のこの時期だけオープンする、かき氷の専門店です。
お話を伺ったのは、山内奈生己さんです。
お寿司屋さんがなぜかき氷屋さんを・・・?
そのきっかけは、お店の歴史にありました。
こちらを営んでいる「寿しのはしぐち」、昔はお魚屋さんだったそうなんです。
そのお店では、お魚を販売する他に、氷の販売もされていたそう。
当時は、近くの喫茶店に卸したり、地元の夏祭りのかき氷用に販売をしていたのだとか。
そんな中で、氷を販売しているなら、うちもかき氷屋さんにチャレンジしてみようか!
夏場だけでもにぎわうところができたら、
伊集院の商店街を活気づけることができるのではないか?
・・・そんな想いから、昨年の7月にかき氷店をオープンしました。
こちらの特徴は、何といっても「お寿司屋さんにちなんだ和風のかき氷」。
全部で4種類の和のかき氷が楽しめます。
そのメニューのネーミングがこれまたユニーク!
山内さんの娘さんが名付けたネーミングは、お寿司屋さんならではの楽しいネーミングです。
1番人気は「トロのようなとろとろいちごのミルクがけ」。
自家製のミルクと、ナチュラルないちごシロップ、
さらにいちごの果肉をしっかり感じられる特製のいちごジャムがかかっています。
ポイントはトッピング。
香川伝統の祝い菓子「おいり」。
以前香川にお住まいだった山内さんにとって、思い出深いお菓子です。
コロコロとした、丸い小さなあられ。
カラフルな色と、ほんのりとしたニッケの風味、口どけのいい食感が、かき氷との相性抜群です。
ボリューム感なら「わさびよりはにがくない抹茶あずき白玉添え」!
京都から取り寄せた抹茶と、自家製ミルクを合わせた抹茶ミルクに、
抹茶の粉と、北海道産のゆであずき、白玉団子がトッピングされています。
抹茶のほろ苦さが、ちょっと大人な感じのかき氷。
ほくほくとしたゆであずきと、もちもちとした白玉団子でボリューム感があります!
意外なトッピングなら「かつおぶしよりふわふわな黒蜜きなこわらび餅添え」!
自家製ミルクに、自家製黒みつ、きなこをたっぷりと。
トッピングには、きなことわらび餅と、
なんとお寿司屋さんでも使っている、「かつおぶし」!
私も恐る恐る食べてみたんですが、意外や意外、とても合います!
細かく削ったかつおぶしなので、ココナッツにも似た食感になって、
きな粉の香ばしさと、かつおぶしの風味が相性抜群!
これは1度試して頂きたいです。
今年新しく登場したのが「がりのように甘酸っぱいはちみつ黒酢のミルクがけ」。
自家製ミルクと、福山産のはちみつ黒酢のシロップをかけたもの。
トッピングに自家栽培のミントと、なんと刻んだガリをのせています。
酢のきつさは全くなく、酢のさわやかさとはちみつの甘みがとてもさわやか!
食後にもぴったりのかき氷。
気になるがりとの相性は、驚くほどぴったり!
甘じょっぱいガリと一緒に食べると味変!
味が変わって、2度おいしいかき氷です。
私はこれが1番好きかも♪
氷の削り方にもこだわっていらっしゃって、
羽毛のように柔らかくふわふわで、やわらかい氷。
口の中で一瞬にしてふわっと溶けていきます。
口当たりのとても優しい氷です。
今後は、日置市の特産品のオリーブを使ったかき氷や、
伊集院まんじゅうとコラボしたかき氷にチャレンジしたいとの事。
どんなユニークなかき氷が登場するか、楽しみです!
改めて場所のご紹介です。
<場所> 日置市伊集院町下谷口。
伊集院インターから伊集院市街地方面へ車で2分程。県道206号徳重横井鹿児島線沿い。向江町商店街。
<定休日> 月曜日
<営業時間> 朝11時~夕方5時
<お値段> かき氷はどれも500円(今年は10月頃まで販売される予定。)
<お問い合わせ> 099-273-2030(寿しのはしぐち)