牛のフットケア「牛削蹄士」

今週は、スペシャルウィークということで、「海童が行く」勝手にアンコール特集。

えっちゃんが、もう一度お話を聞きたいという5名の方にご出演いただく。

トップバッターは、2年前に出演いただいた牛削蹄師 宮瀬亮太さん。

【海童が行く】牛削蹄師・宮瀬亮太さん【アンコール特集】

 

ちなみに、牛削蹄士とは…

牛の蹄を切るのが牛削蹄師

牛は一般に運動量が少なく、蹄(ひづめ)が伸びすぎるので、定期的に伸びた蹄を切り、その形を整える必要がある。
一昔前までは、馬の装蹄を転用して、労働に従事する牛にも装蹄が行われていたが、労働から解放された今では削蹄だけが行われている。

牛の削蹄は、年に2回程度が一般的だが、必要に応じてそれ以上の削蹄が必要。

(公益社団法人 日本装削蹄協会HPより)

 

2年前にも番組内でえっちゃんが質問した、

「爪をほったらかしにしていると、牛さんはどうなるんですか?」という質問。

今回も聞いてみた。

答えは・・・

「立てなくなって、えさをたべることができなくなったり、姿勢が悪くてえさを食べても肉付きが悪かったり発育にものすごく影響します」とのこと。

【海童が行く】牛削蹄師・宮瀬亮太さん【アンコール特集】

爪のお手入れって大切~。

だいたい、1頭に10分かからないくらいの時間で、1日に70頭ほどのお手入れをするとか。

宮瀬さんの背中を見て成長しているのが息子、だいき君。

2年前に出演していただいたときには、小学一年生だった。

おじいちゃんも、お父さんも、おじさんも削蹄士という家系で育ってきて、

書いた夏休みの作文が、「3代続く削蹄士になりたい」。

その後を聞いてみると、

「冬休み、夏休みも一緒に今、仕事について行って、牛の後ろを追ったり、足にロープをかけたり、手伝いをしてくれます」。

話す宮瀬さんの声も弾んで、とても嬉しそう。

 

これからの夢を聞いてみると、来年3月か4月ごろ、デンマークで開発された

道具を導入する予定。

「それが来ると、一日100~200頭くらいの爪を切れるようになる。

今は削蹄の依頼が来ても、1か月、2か月待ってもらっているんですが、農家さんを待たせず、すぐ対応できるようになる」という。

 

結婚9年目、奥様ちはるさんの応援もあって、ますます仕事に熱が入る。

息子のだいき君とともに、今後も活躍に期待したい。

 

 

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