今見るべき2サイト「熱中症警戒アラート」&「キキクル」をチェック!

環境省熱中症予防情報サイト「熱中症警戒アラート」

奄美地方が梅雨明けし、鹿児島県も本格的な夏になります。心配なのは「熱中症」
令和3年4月下旬からは全国を対象に、運用を開始した「熱中症警戒アラート」
これは、環境省と気象庁が気温や湿度などの予想をもとに、翌日の熱中症の危険度を「暑さ指数」として数値で示して発表しているものになります。
※検索サイトで「熱中症警戒アラート」で検索すると表示されます。

環境省熱中症予防情報サイト「熱中症警戒アラート」

暑さ指数は、「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5つの段階で発表されています。
また、指数ごとにどのような対応をしたら良いかも発表されています。

「注意」の段階では、積極的に水分を補給しましょう
「危険」の段階では運動は原則中止など、とても明確に表示されています。

コロナ禍で、マスクを付けている時間も長く、またマスクを付けていると喉の乾きに気づきにくいので、これまで以上にこまめに水分補給をしたり、周りに人が居ない環境ではマスクを外すなどコロナだけではなく、熱中症対策もしていきたいですね。

熱中症警戒アラート

気象庁 危険度分布サイト「キキクル」

「キキクル」の由来は「危険が来る=キキクル」
ネーミングは一般公募で、鹿児島県の12歳の女の子が提案した「キキクル」が選ばれました。

「キキクル」でわかることは?

ホームページを開くと、日本地図が表示されます。
「土砂災害・浸水害・洪水災害」の「危険度分布」を観ることができます。
キキクルでは、雨による災害の危険度を5段階に色分けして地図上にリアルタイムで表示します。

気象庁「キキクル」

※検索サイトで「キキクル」や「気象庁」で検索すると表示されます。

災害は“自分ごと”として考えよう

7/3には、静岡県熱海市で大規模な土砂災害が発生しました。
ニュースで繰り返し放送される“土石流”の映像を見たときに、怖い!と、同時に「あれ?鹿児島にも同じような場所がある」と、思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、2~4日の「Twitter」を見ていて気になったのは、Twitterのトレンド(多くつぶやかれた言葉)のなかに、「緊急速報」というものがありました。どんな内容でつぶやかれていたかというと「緊急速報で眠れない人はスマホの設定で切ることができますよ」という、緊急速報の切り方でした。
緊急速報は命を守るための速報でもあります。
うるさいから切るという判断が正しいかどうかは一度考えてほしいです。
梅雨の晴れ間、雨が降っていない今だからこそ自分の住んでいる地域にどのような危険があるのかを確認する機会だと思います。

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