冬だけどSNSの怖い話「恐怖!道端の蟹・・・玄関前のクワガタ」
「インスタ映え・バズる」にご用心!
Instagramでは、「いいね」がつきやすい写真は「インスタ映え」、
Twitterでは、拡散される、「いいね」が多くつく投稿は「バズる」と呼ばれます。
どちらも、多くの人の目に触れることになります。
悪意を持って投稿を見ているユーザーもいる
以前は、海外セレブや、芸能人の華やかな投稿(レア物のブランド品や装飾品、海外旅行の写真など、)私達が見ると「非日常」のような写真が「インスタ映え」の代表でした。
今は芸能人ではなくてもインスタグラマーと呼ばれる人達が、同じように華やかな写真をアップしています。
そんな「インスタ映え」する写真に対して「素敵・羨ましい」ではなく、「ここには金目のものがある」と悪意を持って投稿を見ているユーザーもいます。
実際に、ブランド品をアップしたあと背景に映り込む景色から住んでいる場所を特定して空き巣に入られて、金品が盗まれたという事件もあります。
SNSで気軽にできる「体験の共有」の注意点
地下鉄に蟹が!?思わずツイートすると・・・
ええ〜 pic.twitter.com/dcNY9LiaBt
— おおひなたごう (@gooohinata) February 6, 2020
今年の二月に漫画家の「おおひなたごう」さんが投稿して、2万いいね、5000以上RTされた投稿です。
駅の通路に蟹のパックってなかなか遭遇することはないですよね。
そんな「非日常」に遭遇すると、ついついTwitterにアップしたくなる心理を利用して投稿者を特定する手口です。このような手口でストーカー行為をする人もいるので注意が必要です。
SNSを使うことで自分の体験を気軽に共有できるようになりましたが、気軽になったからこそ注意も必要です。
今月の初めには「玄関の前にクワガタがいた」「玄関の前にカエルがいた」というのもありました。
ツイートがきっかけになったのか、空き巣に入られて被害総額が一億円というツイートが話題になりました。
実際に、クワガタは空き巣の犯人が置いたかどうかまではわかっていませんが、このように玄関の前にクワガタやカエルなどが何度も置かれていて、その都度投稿するという行為を繰り返すと・・・アカウントの特定や、投稿者の帰宅時間、自宅の場所など個人情報を不用意に発信してしまっていることにもなります。
情報を気軽に共有できる時代だからこそ、その情報は様々な目的で見られていることを忘れないようにしないといけません。