実録・スマホを落としただけなのに・・・

スマホにまつわる“誰にでも”起こりうる事件

12/12(木) のニュースから
拾ったスマホ悪用し誘拐　「彼氏はすぐ帰ってくる」などとウソ　少女を３時間近く自宅に
拾ったスマートフォンの持ち主になりすまし、少女を誘拐したとして男が逮捕されました。

この事件では、犯人が“コンビニのトイレで拾ったスマホ”を、使って所有者になりすまし、
所有者の交際相手の少女と連絡をとり自宅に誘い出すのですが・・・
少女から「家に行っていい？」という連絡に、
「友達の家にいる」と自宅に誘い出し、
「彼氏はすぐ戻る」と嘘を付き、家に監禁します。
連絡はSNSを使っており、文字のやり取りなので、スマホが違う人の手に渡っていることがわかりません。
知人からSNSで「彼氏のスマホが誰かに乗っ取られている」と教えられ、騙されていることにきづいて自ら脱出して、知人が110番して発覚しました。

スマホにロックはかけていますか？

先程の事件、スマホにはロックが掛かっていない状態だったということです。
以前、通勤途中にバス停で女子高生かな～？というスマホを拾ったことがあるのですが、持っている間も、友達からのメッセージが画面に表示されていて～「いまどこ？」とか～、慌てて交番に持っていきました。
これが、今回の犯人のような人の手に渡っていたらと思うと・・・ゾッとしますよね。
えつこさん「対策はありますか？」
一番の対策は、まずは画面にロックを掛けることです。
アイフォンの方も、Androidのかたも、歯車マークの「設定」からロックの設定ができます。
ロックにも複数種類があり、

• 「ピン・暗証番号」と言われる、４文字以上の数字を入力する設定
• 「パスコード」と言われる、あらかじめ設定した数字を入力しないと画面が開かないようにする設定
• 「パターン」と呼ばれる、画面上に９つの点が表示され、予めどの順番でなぞるかを設定し、その設定どおりになぞって画面を開く設定

他にも、機種によっては指紋認証や、カメラ機能を使った顔認証で所有者を判断してロックを解除するという方法もあります。
万が一落としてしまったら、お使いのキャリアごとに、紛失や盗難時のサービス一時停止の機能がありますので、まずはキャリアに問い合わせてみましょう。HPでも確認できます。
また、携帯の位置情報をさがす事ができたり、電話帳やキャッシュレス機能にロックを掛けることも出来ます。
万が一に備えて、このようなお問い合わせの電話番号を控えておくのもいいかもしれません。