ととナビvol.198 ニシン
恵津子さん、今日、4月12日は何の日か知っていますか?
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今日は「パンの記念日」、あとは東京大学が設立された日でもあるんですが、412で「良い二人の日」でもあるんですよ。これは私が作ったんですけどね。「良い二人」といえば、私たちではないですか。今日でなんとととナビは198回を迎えます! 思い起こせば、私はもう197回も恵津子さんの想定外の突っ込みを受け続けているんですね。ということで、今日は私が恵津子さんに突っ込みましょうかね。
ここで、恵津子さんに、あることに答えてもらう。
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正解確認
ニシンは鹿児島にいる魚ではないですね。ニシンは冷たい海を回遊する魚で、春に産卵のために北海道近海にやって来るんですよ。
1900年代前半ごろまでは東北や北海道でたくさん獲れていたんですけど、1950年前後から漁獲量が激減してしまいました。
産卵のためにやって来るということは、成熟した卵をもっているということですよね。つまり、それが明太子ではなくて数の子になるわけですよ。でも今は輸入物の数の子がほとんどですけどね。
春に出回るニシンには数の子が入っているというわけですね。数の子といえばあのコリコリプチプチとした独特の食感がありますよね。でも、ニシンの卵巣を生で食べるとべっちゃりとしているんですよ。
数の子の食感が楽しめて、身もおいしく食べるためには塩干しすればいいらしいですよ。卵巣以外の内臓を取り除いて塩をふり、数日間干すだけです。そうすると、卵も塩数の子状態になってコリコリした食感が楽しめるんですよ。
これ(写真2-*)おいしいですよ。みなさん、たまには北海道の魚を食べつつ、地元鹿児島の魚をたくさん食べましょう。恵津子さん、良い二人でワイン行きますか。