「よろずや」から「聖地」に 桜がつなぐ物語
今週は「種子島ふるさとウィーク」。
種子島で頑張っている皆さんに、電話をつなぐ1週間。
トップバッターは、アイショップ石堂大平店の店主、石堂氏春さん。
実は、ここ「超人気のスポット」なのだ。
2007年に公開された新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」、
その中に石堂さんのお店が登場する。
制作前、新海監督がやってきたという。
妻が店番をしていて、石堂さんは外で仕事をしていたときだった。
店の写真を撮った新海監督が、「お店の写真使っていいですか」と・・・。
やがて店は「聖地」となった。
映画が公開されて、ちらほらと観光客がやってきた。
あまり気にしていなかったそうだが、公開から2年もたつと
「聖地巡礼」のファンたちが大勢やってきた。
オーストラリア、ドイツ、中東、中国、韓国、台湾、アメリカ、カナダからも。
すごい・・・。
お店はもともとは祖父が開いた「よろずや」だった。
何がきっかけで、どうなるかわからないですねぇ…と、えっちゃん。
映画のタイトル「秒速5センチメートル」は、桜の花びらが舞い落ちるときの速さのこと。
石堂さんは、桜にまつわる思い出を披露してくれた。
庭の片隅に会った山桜の木。光に包まれて、光の柱に見えたことがあるという。
その風景をもう一度再現してみたい・・・。
何かしら映画につながるような、そんな思い出だ。
2月19日放送10時40分ごろ放送 「たんぽぽ倶楽部」海童が行く より