節目の年に行きたい! 「鹿児島三大詣り」とゆかりの寺社
今回は、ブログ「鹿児島よかもん再発見」の野田卓也さんに、
鹿児島のお出かけスポットを紹介してもらった。
今回は、「鹿児島三大詣り」とゆかりの寺社についてのご紹介
鹿児島三大詣りとは…伊集院の妙円寺詣り、加世田の日新寺詣り、吉野の心岳寺詣り
■徳重神社
妙円寺詣りでご存知の方も多い徳重神社。場所は日置市伊集院町。
祭神は、関ケ原の戦いで敵のど真ん中を突っ切って退却した、島津義弘公。
元々この地には、島津義弘公ゆかりの妙円寺というお寺があり、
旧暦の9/14に鹿児島城下から甲冑を着た武士たちが、
往復40キロを歩き参拝していた。
「廃仏毀釈」で徳重神社が建立され、妙円寺詣りの風習を引き継ぐ形となった。
妙円寺はのちに徳重神社の西に再建され、現存している。
(妙円寺 写真:「鹿児島よかもん再発見」より)
■竹田神社
南さつま市加世田武田の国道270号沿い、かつて日新寺のあった場所にある。
祭神は、「いろはかぞえ歌」で有名な島津日新公。
日新公は島津義弘公の祖父にあたり、その教えは、島津家やその家臣たちへ浸透したといわれている。
神社と日新公墓地までの並木道には「いろは数え歌四十七碑」が建てられていて、
今も郷中教育や人の道、生き方、人の上に立つ者の心得などのいろは歌が石碑で残っている。
■平松神社
国道10号線沿いの姶良市との境に近い海沿い、心岳寺跡にある。
祭神は、島津歳久。島津義弘の弟にあたる。
歳久公は豊臣秀吉への反逆の罪で追及を受け自害するが、
その最期を迎えた場所に建てられたのが心岳寺といわれている。
詳しくは、野田さんのブログにも掲載している
野田さんのブログの検索は「鹿児島よかもん再発見」で検索を。
「観光スポット」⇒「史跡」⇒「廃仏毀釈と寺跡」
写真つきで紹介しているので、ぜひご覧を。
1月3日11時44分ごろ放送 「たんぽぽ倶楽部」たんぽぽおでかけ隊 より