つないでいくもの

今週は、鹿児島市のウォーターフロントにある、石蔵の歴史を大切にしている皆さんでつないだ1週間だった。

最終日は、九州共同株式会社の社長、日高正文さん。

 

九州共同は、大正14年(1925年)創業。

倉庫業・トランクルーム・運送業・処分業・生前・遺品整理業・リサイクル事業などを手がけている。

元々は倉庫業もしていた「百四十七国立銀行」から独立した会社で去年、九州共同に社名変更した。

全盛期には、40~50くらいあった石倉あったそう。いまは、3棟が残る。

港の近くに残っていた石倉は、店舗やイベントスペースなどに姿を変えてきた。

その中で、九州共同の1棟だけは、今でもコメやお酒の保管といった倉庫本来の役目で使われている。

 

「桜島と錦江湾を背景とした情緒ある石倉は景観としてはいいのかなと思います。石倉は海岸通りに非常にはえますよね。」と日高さんは話す。

そんな、日高さんの趣味は水泳。20年以上、錦江湾横断遠泳にチャレンジしている。

仲間5人とリレーしながら泳ぎ、今年は2時間近くで泳ぎぎった。

つないでいくという意味では、遠泳も石倉も共通しているようだ。

 

 

「海童が行く」   月~金  AM10:40~放送

 

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