ととナビvol.325 タツナミガイ

今日ご紹介するのはコレ↓

コレなーんだ? モズクか何かかしら・・・と思ったアナタ、はい、不正解です。

 

こたえは、タツナミガイ

 

大きさは20cmくらい。相模湾以南に(もちろん、鹿児島にも)分布しています。

海辺のごく浅いところにいて、泥を好むそう。。。背中に2つの穴があって、そこから海水を出し入れして呼吸するんですって!

「カイ」と名がつくだけに、貝の仲間。

なんとこの姿で、「貝殻を持っている」んです!退化していますが。。。(外からは見えないそうです)

これがタツナミガイの貝殻

 

葛飾北斎の富嶽三十六景の中の「神奈川沖浪裏」(巨大な波が船を飲み込まんとするあの有名な絵)の波の形に似ている・・・ということで、ついた名前が「タツナミガイ」というわけ。

 

さて、このタツナミガイ、食べたいですか?

食べたくない私たちの代わりに、大富先生がこんな風にしてお召し上がりになられましたよ。。。

内臓を取り出した後、まずはコトコトと1時間ほど煮てやわらかくして、そのあと、適当な大きさに切って、甘辛い煮汁でもう少し煮ました。

 

見た目はアワビか椎茸か、そして味コメは・・・ラジオでお聞きください。

皆さんのご想像通りです、きっと。

関連記事一覧