TOYOTA街角ステーション「やかたぶね食堂」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
トヨタ街角ステーションレポーターの鶴園直子です。
連日の新型コロナウイルスの感染拡大のニュースに、
何だか先の見えない不安な日々が続いていますね。
こんな中ですので、
ご自宅で過ごす時間が多くなっていらっしゃる方も多いと思います。
私もそんな1人です。
そんなおうち時間を、
こんなテイクアウトグルメで楽しみませんか?
今回ご紹介したお店は、
霧島市国分広瀬、フレスポ国分近くにあるお店「やかたぶね食堂」です。
地元で大人気のお弁当屋さんです。
大阪の中華料理店で腕を磨いた、池田公平さん、
そして奥様の千穂さんご夫妻がお店を切り盛りされています。
実はこちらのお店は、元々居酒屋さんでした。
当時居酒屋で人気だったメニューを、
子供さんからお年寄りまで、幅広いお客様に食べてもらいたいとの想いから、
お昼のお弁当もスタート!
すると・・・、
このお弁当が大人気に!
8年程前からは、お弁当屋さんとして本格的に営業を始められたのだそうです。
とにかく何でも手作りをされる池田さん。
下味のたれはもちろん、
添えるお漬物やドレッシングまで手作りされています。
またお弁当は、出来たてのお料理とは違って冷めてから食べるものなので、
時間が経っても美味しい、
やわらかいと感じてもらえるおかず作りを工夫して作っていらっしゃいます。
ごはんも、季節やお米の種類によって炊き方を変えていらっしゃるのだそう。
いつ食べてもおいしいお弁当作りを日々、心がけていらっしゃいます。
食べるとどこか懐かしい、あったかい気持ちになるお弁当です。
お弁当の種類は7~8種類。
ジューシーで柔らかいから揚げ弁当に、
人気のチキン南蛮弁当、
しょうが焼き弁当、
いろんなおかずが入ったデラックス弁当、
さば弁当、ハンバーグ弁当、
そしてお店オリジナルのメニューの、とりタイ国弁当があります。
とりタイ国弁当・・・??不思議なネーミングです。
このとりタイ国の弁当は、
居酒屋時代からの人気メニューで、
あまりの人気に、全部のお弁当に入れる程の名物おかずになっています。
不思議な名前の由来は、その味付けにあるようです。
ジューシーでやわらかい、揚げたてのから揚げに、
甘辛いコチュジャンベースのたれをからめた一品なのですが、
この味付けが「タイっぽいなぁ・・・」と思ったご主人が、
思いつき考え付きで命名されたのだそう。
ユニーク!!
実際食べてみると、
タイっぽい感じに思えてくる、食べてみてクスっと笑えるネーミングです。
このとりタイ国は、2日がかりで作ります。
まず、鶏もも肉に塩ベースのつけ汁で、一晩じっくり下味をつけます。
一晩漬けたお肉に今度は、
にんにくをたっぷり使った塩だれに漬けて、仕込んでいます。
2度漬けすることによって、
お肉はふわっふわ!
冷めてもしっとりジューシーな絶品からあげに仕上がります。
そして何といっても味の決め手は、手作りのコチュジャンだれ!
なんとコチュジャンから手作りで作られています。
とうがらしと白みそを使って作るコチュジャンは、
余計な物が一切入っていないので、とてもナチュラルな味わい。
さらに1ヵ月ほど寝かせることで、
角が取れてマイルドな辛さになっています。
この自慢のコチュジャンに、しょうゆや砂糖、ゴマなどを加えているんですが、
ピリ辛のチリソースのような甘さに、
コクがプラスされたようなたれに仕上げています。
甘めに作っているので、子供たちにも人気のようです。
甘辛いコチュジャンだれは、1度食べるとくせになること間違えなしだと思います!
「とりタイ国弁当」、1度召し上がってみてはいかがでしょうか?
お弁当は予約もできるそうですので、
気になる方はお問い合わせされてみてはいかがでしょうか?
<場所> 霧島市国分広瀬。県道60号国分霧島線沿い。フレスポ国分すぐの場所。
<営業時間> 朝9時~お昼1時(なくなり次第閉店)
<定休日> なし
<お値段> 全種類500円
<お問合せ> 0995-46-5764