ととナビvol.138 ミクリガイ
先週は「逃げ恥」の話で、皆さんも盛り上がっていただけましたか?。
原作:海野(うみの)つなみさん
主人公:津崎平匡でヒラマサ
大富先生は、「逃げ恥」が水産業界のためのドラマだった・・・とご満悦です。
:・・・でも、津崎平匡とヒラマサが同じだから「水産」なんてレベル低いよね、って思っている人もいらっしゃるんでは??
ちがうんですよ。もう一人いますよね。重要な登場人物が。ダブル主演のもう一人。
ガッキーこと、新垣結衣さん演じる森山みくりです。
これまたなんて水産的な名前なんでしょうか。
だから「水産業界のためのドラマだ」って
言ったんですよ!!。(ドヤ顔)
皆さんは、居酒屋さんに行って最初に出される「お通し」で、巻貝を食べたことありませんか?
あれこそ ミクリガイ という貝なんだそうですよ。
鹿児島では小さな巻貝のことを「みな」とか「びな」と呼び、いろんな種類の巻貝が採れます(どちらかといえばどの貝も春から夏にかけての暖かい時季に多いです)。
・・・というわけで、今日もまた「逃げ恥」効果Part2ということでミクリガイのお話です。
「びな」の中でもとくに「がらびな」と呼ばれて一番よく出回っているのがミクリガイです。
大きさは4㎝くらい。個体によって色彩は様々で、茶色っぽいものや黒っぽいものなど、いろいろいます。
食べ方はシンプルに塩ゆでにするか、醤油で甘辛く煮るか。どちらにしても火をつける前に鍋に入れて、弱火でゆっくり加熱するのがコツです。そうすると身が殻の中の方に入ってしまわないので食べるときに食べやすくなります。甘味があって程よい歯ごたえでおいしい貝ですね。
:私はお通しでミクリガイが出てきたら、実は少しだけ「勝負師」のような気持になるんですよ。爪楊枝で身を取り出して食べますよね。内臓の先端の「くるくる」のところまで出てきたらとても快感ですが、途中で切れてしまったら残念極まりないんですよ。5個あったらうまく取り出せる確率は3.7個くらいですかね。4個取り出せたら勝ちです。
新垣結衣さんもミクリガイがお好きなんでしょうかね・・・?(知らんがな)