TOYOTA街角ステーション「石窯パン工房Siegel」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。
今週も、ドライブ途中にぴったりの、おいしいテイクアウトグルメをご紹介します。
今回伺ったのは姶良市東餅田、
旧国道10号線沿いにあるパン屋さん「石窯パン工房Siegel」です。
こちらは創業昭和9年、
姶良地区で85年、学校給食のパンなどの製造をし続けている「加治木南洲パン」が、
2011年にオープンさせたフレッシュベーカリーのお店です。
「加治木南洲パン」は現在も、
姶良・加治木・蒲生のすべての学校給食のパンを手掛けていらっしゃるそうで、
姶良地区で育った子供たちは、こちらのパンを食べて大きくなったんですね~!
そんな加治木南洲パンが手がける「石窯パン工房シーゲル」、
私も今回初めて伺ったんですが、
いろいろこだわっていらっしゃるお店で、
例えば、スペイン製の石窯で焼いていらっしゃったり、
材料の小麦を、
鹿児島県さつま町で作られている小麦、
「さつまの恵」という小麦を使っていらっしゃったり・・・。
しっとりふんわり、
小麦の香りが強い、小麦の味が濃い、おいしいパンが自慢です。
それから、パンの種類が多いのも特徴で、
なんと常時100~120種類ものパンを並べていらっしゃるそうです。
ちなみにサンドイッチだけで22~23種類もあるんですって!
選ぶのも迷っちゃいますよね!
その中から、数あるパンの中から、
今日ご紹介するパンは、
大人も子供も大好き!
お店で不動の1番人気「牛肉ゴロゴロカレーパン」です。
その名の通り、牛肉がゴロゴロのカレーパンなんですが、
ちょっと特徴的なカレールーが、人気の秘密のようなんです。
詳しいお話を、
店長の今井友章さんに伺いました。
人気の秘密の1つ、
自家製のカレールー。
お客様から「ごはんにかけて食べたいから、中身のカレールーだけ売ってもらえませんか?」と、
お問い合わせがあるほどです。
こちらのルーの特徴は、
トマトをたっぷりと使っていて、ちょっと酸味のあるカレールーになっていること。
トマトを使うことで、もったり感が出ない、すっきりとした味わいになっているので、
お肉の脂がちょうどいい具合に中和されるようなイメージです。
また、「黒にんにく」を使ったり、
玉ねぎをたくさん使ったりして、コクを出す工夫をしています。
中の具がゴロゴロしていて、食感がしっかり感じられるのも、
おいしさの秘密!
商品名にもなっている牛肉は、牛バラ肉。
ゴロリと大きなブロック状の牛バラ肉は、
数日前から、カレー粉や数種類のスパイスで下味をつけているので、
中までしっかり味がついています。
また、玉ねぎと人参といったお野菜は、
煮込む前に一旦、オーブンで焼き上げてからルーに混ぜ合わせているので、
お野菜の甘みが出ておいしいです。
煮込み時間をそれほど長くはせずに、
お野菜そのものの味や甘み、食感が出るようにしています。
とても具がゴロゴロと入ったカレールーは、
牛バラ肉はほろりと柔らかくて、
野菜はざくざくとした食感があって、食べ応えがありますが、
後味はすっきり。
とてもさわやかなカレーパンです。
ちなみにカレーパンの生地は、
ほんのり甘いドーナツの生地を使うことが多いそうなんですが、
シーゲルのカレーパンには、
とてもシンプルなソフトフランスの生地を使っているので、
甘さは控えめで、ほんのり塩味。
引きの強い、もちっとした薄めの生地になっています。
さらに、
自家製の食パンを使った、粗目のパン粉で香ばしく揚げているので、
外はサクサク、パンはもっちり。中は具沢山!
シーゲルのこだわりがいっぱい詰まったカレーパンです。
皆さんも1度、人気の牛肉ゴロゴロカレーパン、
召し上がってみてはいかがでしょうか?
改めて場所のご紹介です。
<場所> 姶良市東餅田。旧国道10号線沿い、運転試験場前交差点すぐの場所。
<営業時間> 朝7時~夕方6時
<定休日> 火曜日
<お値段> 1つ 184円
<お問合せ> 0995-73-3911
※来週は、トヨタカローラ鹿児島大隅店にお邪魔します。来週もお楽しみに!