4月になれば入学式。
数年前に、みちこ先生のお孫さんが入学する際に、お祝いに「伝記」を贈ろうと思ったそうなんです。
ところが「まんが」はあっても「伝記」はない。
伝記は、自分の将来を考えるようになった時や、困ったとき、どんな風に乗り越えたらいいのか、
そのきっかけはなんだったのかを知る上で、とてもためになるんです。
そこで、今週の番組では、日本の偉人から「野口英世」の話です。
一番なじみがあるのが、千円札の肖像画ではないでしょうか?
1876年、福島県猪苗代町の貧しい農家の長男として生まれました。
「黄熱病」の研究で知られていますが、1歳5ヶ月の時、母親が目を離したすきに転落して左手を火傷してしまいます。
小学生の時は、この手のことでいじめにあったり。
そこで、お母さんは、「いじめられるのは母のせい。これに負けないためには、学問で身を立てるしかない。」と励まし、
英世の向学心は一気に燃え上がり、小学校を1番で卒業しました。
その後、勉強を重ね、27歳の時、ニューヨークのロックフェラー医学研究所に勤務し、数々の成績を挙げていきました。
英世はいつ寝るかというくらい研究に没頭したそうです。
野口英世有名な言葉、「ナポレオンは、夜3時間しか眠らなかった。彼に成しえられる努力が、自分に成しえられぬはずは無い」
実際にそれを実行した人なんですね。
今週は「野口英世」の話でした。
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