毎月日本の偉人を紹介しています。
今月は九州出身者の締めくくりとして「島津 斉彬」
まずは「さつまスチューデント」について。
彼らは、日本がまだ鎖国の状態にあった1865年、薩摩藩からイギリスへ派遣された使節団4名と15名の選ばれた優秀な若者たちのことです。
ロンドン大学に入学して勉強し、日本に帰国した後、様々な分野における指導者としての重責を果たしました。
JR鹿児島中央駅前にある「若き薩摩の群像」。これがさつまスチューデントです。
島津斉彬は、言わずと知れた薩摩藩第11代藩主です。
藩主としての7年の間、日本が西欧列強の植民地とならないように、西洋の知識と技術を習得し、日本を強くする必要があると考えていました。
島津斉彬が亡くなった後、斉彬の強い思いは五代友厚の上申書によって「さつまスチューデント」のイギリス派遣によって実現しました。
日本に帰った留学生たちは、政治、経済、文化、教育の幅広い分野で指導者として日本の近代化に大きな重役を果たしたんですね。
いちき串木野市にある『薩摩藩英国留学性記念館』にも、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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