今週はもうすぐ1歳のお子さんを持つお母さんから、お悩みのご相談が届きました。
「ドアを開けたり閉めたりをいつまでも繰り返して、うるさくて困っています。」
みちこ先生のおこさんもそんな時期があったそうで、どのこでもあることなんです。
「子どもの成長過程において極めて重要な行動ですから、その意味を知って子どもが飽きるまでやらせてください。」とのこと。
人は生まれるとすぐに、肉体的な成長と共に精神的な成長も、この時期が尤も著しいのです。そのポイントとなるのが「吸収する精神」です。周りにあるものを丸ごと取り込んで人格を形成していくと言われています。
3歳までで特に注意したいことが4つあるのですが、その2つ目に重要なのが「運動器官の発達です」。
それで今日のご相談ですが、子どもさんの成長において極めて大切な行動です。
しかし多くのお母さんが困ってしまって、途中で「さあ、もういいでしょう」と言って止させようとします。
それでも止めないと「いい加減にしなさい」と大人の特権を振り回して止めさせてしまいがちです。
小さい子どもにとって「活動すること自体が目的」だということを覚えておいてください。
自分の中に確かなものを一つずつ積み上げていくのです。その時止めさせるのは、子どもが折角積み上げた石を鬼が出てきて崩すようなものです。
大人に邪魔されずに、子どもが選んだことを無心に繰り返しやることが出来て初めて「集中現象」が起きまず。
そして大きくなってから、この子は「集中力がない」と嘆かないで済むということです!
子どもが何かに没頭して繰り返し繰り返しやっている時は、これが大きくなった時の「集中力」につながるのだと思い出して、止めさせることなく優しく見守りましょう。
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