明日は端午の節句。
何時頃から行われているのかご存じでしょうか?
武家時代からあるようです。
屈原は、中国・戦国時代の楚の人で、王の側近として活躍していましたが、疎まれて失脚しました。放浪する中、秦によって滅亡に瀕する祖国を見るに忍びず、汨(べき)羅(ら)の川に身を投じた屈原を弔った日が、行事の起源と言われています。
中国では昔、5月は不吉な月と考えられており、端午には、薬草の蓬で作った人形を門にかけたり、菖蒲酒を飲んで邪気を払うなど、様々な厄除けの行事が行われていました。
それが日本に伝わり、7世紀の初めには、蓬や菖蒲を摘む宮中行事になっていたそうです。平安時代になると、5月5日に蓬や菖蒲を家の軒に差すなど、一般の人々の間にも広まっていきました。
江戸時代になると、花の「菖蒲」という音(おん)が、武を重んじるという「尚武」=勝ち負けの「勝負」という言葉に通じるということから、端午の節句は「男の子の節句」となっていきました。
そういういわれがあるんですね。
最近ではそういう行事をする機会も少なくなってきたように感じますが、たまには、国民みんなが休みの、〇〇の日の謂れを考えてみることも大事ですよね。
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