先月紹介した、日本の偉人「野中千代子」の続きを伺いました。
夫が富士山頂での気象観測に行くのを、1人では無理だから一緒に行って手伝ったという女性です。
時は明治の半ば、充分な暖房器具も、今みたいに便利な服装もない中、極寒の富士山頂で10月から翌年5月まで8か月の気象観測。
聞いただけでもぞっとしますが、これを一人ではと思い、事前に8か月間で必要なものを地元の方の力を借りて運んだそうです。
そして、夫が富士山頂に旅立ってから、実家の母に子どもを託し、富士山に登るための足腰を鍛え始めました。
そういう千代子の一生懸命な姿勢は周りを動かすんですね!
その後、夫がいる富士山頂に案内人と登頂します。
夫は喜ぶかと思いきや、すぐに下山するように言われますが、あまりの疲労を指摘され残ることを認めました。
こうして、4千メートル近い高所での冬の気象観測が世界で初めてスタートした訳です。
そういう日本初、世界初の二人の命をかけた気象観測のお蔭で、1990年までは富士山頂に設置されたレーダーで、台風の進路などを知ることが出来たのです。
千代子の献身的なサポートがあってこその偉業ですね。
今回は日本の偉人「野中千代子」を紹介しました。
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