昨年秋から、就活中の大学生からの要望で、礼儀作法を教えて頂いています。
今月は「お辞儀」です。
これは私はみちこ先生から何度も教わっています。
「挨拶の言葉とお辞儀のタイミング」です。
私が小さい頃は、学校で挨拶の言葉とお辞儀は一緒にしていたので、
その習慣がなかなか抜けず、これは結構難しいんです。
まず大切なことは、挨拶の言葉は言葉として相手に伝わるように言う。
「一回一動作」という言葉と一緒に覚えるとできるようになります。
つまり、言葉と動作を一緒にしないということです。
では外国人がどうしているのか・・・ちょっと考えてみましょう。
外国では、友達に会った時に、相手の顔を見て「ハロー」と言い、その後握手をします。
一回一動作ですよね!
まずはこの一回一動作を覚えましょう。
その後、お辞儀の仕方として、正しい姿勢から上半身を腰から倒します。
頭ではなく、腰からです。
腰から倒すと、腰、背中、首、頭がまっすぐ一直線になります。
上体を倒したところで動きを止めます。
そしてゆっくりと上体を起こします。
ここで、倒す時よりも起こす時に速くなりがちなので、気を付けましょう。
もう一つ、重要なポイントです。
それは「息」です。
正しい息をしながらお辞儀をすると、相手を思うこころが相手により伝わります。
息三息(いきみいき)と言います。
これは、息を吸いながらお辞儀をして、止まっている時に息を吐き、また吸いながら上体を起こします。
考えすぎると難しいので、まず「こんにちは」と挨拶をすることで息を吐いていますよね。
そうすると次は自然と息を吸います。このタイミングで上体を倒して・・・
ここから始めてみてくださいね。
美しい挨拶をしましょう。
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