500年以上続く「大的始式」無病息災祈り 西之表市

たいまつがたかれた的を狙って矢を放つ6人の射手。
無病息災などを願い、西之表市の栖林神社で室町時代から500年以上、受け継がれてきたとされる「大的始式」です。

「満月が欠けていくように、盛んなことは必ず衰える」といういわれにちなみ、36本の矢のうち、最後の1本を的からわざと外しました。
訪れた人は最後に的を破って持ち帰っていました。

撮影は西之表市のふるさと特派員・番山喜一郎さんでした。