奄美大島・龍郷町の伝統行事 種下ろし

10月29日、龍郷町芦徳で種下ろしが行われました。

種下ろしは、来年の豊作や各家庭の繁栄などを祈って踊る伝統行事で、集落をまわりながら踊ります。数百年の歴史があり、旧暦の8月に踊ることから「八月踊り」と呼ばれています。

ことしの芦徳地区の種下ろしでは飲食店2軒をまわりました。途中、雨に見舞われましたが、住民が輪になって島唄を歌いながら踊り、楽しんでいました。

(芦徳青壮年団副団長 別府秀和さん)「種下ろしは集落にとって大事な行事なので、こうしてまた開催できたことをうれしく思う」

撮影は龍郷町のふるさと特派員、轟木美来さんでした。