• かごしまフロンティア
  • ラジオ「ゆうぐれエクスプレス」月曜日内の新コーナー。 MBCマーケティング懇談会の会員の皆さまを中心に、鹿児島でご活躍の方に、経済の話などをお伺いします。

アサヒビール株式会社 九州南部統括支社 理事 支社長 土井栄二さん

アサヒビール株式会社 九州南部統括支社 理事 支社長 土井栄二さん

アサヒビール株式会社
九州南部統括支社 理事 支社長 土井 栄二 さん

1995~2000年まで鹿児島で営業担当として在住。
鹿児島は人間的な成長、社会人としての成長をさせていただいた思い出深い場所です。
鹿児島の風土、食、鹿児島の方々の温かい人情、お人柄にもう一度触れたいと強く思い、願い、昨年9月鹿児島へ着任いたしました。


簡単な略歴を教えてください

1991年アサヒビール入社。長崎、鹿児島、広島、千葉、群馬、広島、岡山(島根・鳥取)の市場を経験(営業)。昨年9月、念願叶い22年振りに鹿児島(熊本・宮崎)に着任。
土日時間があれば近くの銭湯でリラックス。銭湯に貼ってあるポスターの言葉を見て入るようにしています。「反省したり前向きになったり、銭湯で人は成長するのかも」。なかなか成長してはいませんが・・・笑
その後、家に帰って鹿児島の美味しい食材を使っておつまみを作りスーパードライ、アサヒ生ビール、そして芋焼酎を飲んでます。何より至福の時間です。


御社の商品、サービスの一番人気、おススメは?

昨年フルリニューアルしましたアサヒスーパードライ、缶ビールなのにまるでお店の生ジョッキのように楽しめる生ジョッキ缶、飲食店で愛され続けたまろやかなうまみ「復活の生」アサヒ生ビールマルエフがおススメです。


お仕事を通じて、鹿児島の経済をどのように見ていますか?

外部への発信がもっと必要なのでは?世界自然遺産「屋久島」、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」のうち3つの構成資産、温泉、素敵な島々、桜島、鹿児島黒牛・黒豚、野菜。食と観光の連携により更に活性化を図っていけば第一次産業、第三次産業のポテンシャルが高まっていくのではと感じます。


『鹿児島に期待すること、鹿児島で頑張りたいこと』を教えてください。

「頑張りたいこと」になりますが、アサヒビールでは「ビールの魅力向上と新たな価値の創造で“すべてのお客さまに、最高の明日を。”お届けする」を2023 年の事業方針としています。
弊社が持つ強みや技術で、うまい!プラスアルファの価値を生み出し、すべてのお客さまの幸せな人生に貢献し、日本だけでなく世界をより良いものにしていきたいという想いを込めて制定しています。
我々鹿児島支店のメンバー自身が鹿児島をもっと好きになり特に食を中心とした鹿児島の魅力を感じ取ってスーパードライとうまく組み合わせて鹿児島の魅力を発信していけたらいいと思います。


『鹿児島の成長の可能性』を教えてください。

さきほどから繰り返していますが、食と観光の連携に大きな可能性を感じています。
私たち鹿児島支店のメンバーはほとんどが県外出身です。鹿児島の人にとっては当たり前のことでも、県外出身の私たちから見たらとんでもない魅力を感じるものがたくさんあります。

コロナ禍で私たちがお世話になっている飲食店のみなさんが苦労されている姿を見てきました。
ビールと「食と観光」は親和性の高い商品なので、私たちアサヒビールも鹿児島の食と観光の魅力を発見して、情報発信のお手伝いをしていくことができたら、鹿児島の魅力の向上と飲食店のみなさんへのお手伝いになるのではと感じ活動しています。