さよなら、先生 奄美大島の港で教職員の見送りピーク 「先生頑張って私も頑張る」

奄美市の名瀬港では、28日夜、島を離れる教職員らと、教え子たちが別れを惜しむ姿が見られました。

奄美市の名瀬港旅客ターミナルは、28日の夜、教職員らを見送る子どもたちやその保護者らで、多くの人があふれていました。各学校ごとに島から離れる先生を囲み校歌を歌ったり、バンザイ三唱したりなどして、送り出していました。

(奄美市小宿中から鹿屋市大姶良中へ 野崎裕進教諭)
「(盛大な見送りに)いろんな人たちに支えられて来たんだなということを実感できたので、本当に幸せ者だったかなと思います」

(瀬戸内町阿木名小中学校から鹿児島市西田小 野口麻衣教諭)
「本当に助けられてみんなで楽しく頑張ることができた5年間でした。奄美大島は最高の島でした」

(野口教諭の生徒 里山心結さん)
「たぶん先生のいない学校はとても静かなので、とても寂しいと思いますが先生も新しい学校で頑張ると思うので、私も頑張っていきたいと思います」

船が岸壁を離れると、お互いの姿が見えなくなるまで手を振りあって別れを惜しんでいました。