「電気記念日」生活支えて103年 大正10年稼働の妙見発電所

いまから146年前=1878年の3月25日に、日本で初めて公共の電灯が点灯されたことにちなみ、きょう3月25日は「電気記念日」です。
鹿児島県の霧島市牧園町には、100年以上前に建てられ、今も現役で稼働する発電所があります。

霧島市牧園町にある九州電力「妙見発電所」です。1921年=大正10年に建てられ、103年経った今も現役で稼働しています。

発電機は3つあり、1号機は中津川から、2号機と3号機は天降川から水をとっています。歴史を感じさせる石造りの建物は、大正時代の発電所の構造を今に伝える建物として、2011年に国の登録有形文化財に指定されました。

(九州電力鹿児島水力事業所 梅木祐一さん)「現在では珍しい石造り。水量が豊富で、比較的安定した電力供給が出来る」

今月12日。月に1度の定期点検が行われました。水の力を利用して水車を回し、そのエネルギーを電気に変える、水力発電。3つある発電機のうち、1号機は1分間に720回回転します。

妙見発電所で作られた電気は、周辺のおよそ9300世帯分をまかなっています。

大正、昭和、平成、令和と100年以上に渡り人々の生活を支えてきた妙見発電所は、きょうも動き続けます。