新型コロナ 鹿児島県内で390人 新たに2つのクラスターも

鹿児島県内では31日、新型コロナウイルスの感染者が新たに390人発表されました。また、日置市といちき串木野市で新たなクラスターが発生しました。

390人の市町村ごとの内訳は
鹿児島市235人、霧島市31人
薩摩川内市25人、姶良市23人
鹿屋市20人、日置市6人
曽於市、南さつま市、東串良町で4人ずつ
出水市、垂水市、いちき串木野市、志布志市、南九州市で3人ずつ
西之表市、奄美市、伊佐市、さつま町、湧水町、錦江町、肝付町で2人ずつ
阿久根市、大崎町、中種子町、瀬戸内町、龍郷町で1人ずつ
県外の4人です。
県内の感染者の累計は、1万6460人です。

また県は31日、新たに2つのクラスターが発生したと発表しました。これまでに日置市の学校の職員と生徒、親族の8人、いちき串木野市の事業所の職場関係者ら8人の感染が確認されています。
いずれも休憩時間のマスク着用が不十分だったことが要因とみられています。

県内の警戒基準はレベル2が続いています。29日時点で、病床使用率は52.0%とレベル3の目安の50%を超えています。人口10万人あたりの新規陽性者数は217.22人、人口10万人あたりの療養者数は256.8人、直近1週間のPCR検査陽性率は28.6%で、いずれもレベル3相当です。

医療圏ごとの病床使用率は、33床の肝属が78.8%で最も高く、次いで9床の曽於が66.7%、30床の川薩が63.3%、79床の姶良・伊佐が59.5%、31床の出水が54.8%、231床の鹿児島が53.7%、33床の熊毛が48.5%、38床の南薩が34.2%、80床の奄美が31.3%です。