新型コロナ第三者認証 取得は18% 鹿児島県の想定大きく下回る

鹿児島県の新型コロナウイルス対策の基準を満たした飲食店に対する「第三者認証制度」の認証取得が全体の18%に留まり、当初の想定を大幅に下回っていたことが分かりました。

県は、座席の間隔確保や換気、アクリル板の設置など47項目の感染対策を満たした飲食店を認証する制度を立ち上げ、6月から申請の受け付けを始めました。
県によりますと取得件数は、今月7日までの半年間で1932件、飲食店全体での割合は18%で、県が想定していた50%を大きく下回っています。

地区別では、鹿児島市が全体のおよそ7割の1320件、姶良・伊佐が174件、北薩が172件、大隅が91件、南薩が75件、大島が43件、熊毛が19件となっています。

県は、認証店の少ない地域の市町村や商工会に協力を依頼し、取得を促したいとしています。