ワクチン大規模接種 妊婦の先行予約は5日から開始

今月13日からの若者や妊婦を対象にした新型コロナワクチンの大規模接種について、鹿児島県は、妊婦が対象の先行受け付けを5日から始めます。

【対象】県内の16歳から39歳までの若い世代、妊婦と16歳以上の同居家族、小中学校の教職員、幼稚園や保育園の職員など(今回の大規模接種はおよそ1万人分で、自治体が発行した接種券が必要)
【ワクチン】モデルナ社製
【会場】鹿児島市:Li-Ka1920、霧島市:国分保健センター
【接種期間】1回目が9月13日から26日、2回目が10月11日から24日
【予約】
●妊婦と16歳以上の同居家族:5日と6日の午前9時から電話のみで先行予約
●全対象者:7日午前9時から予約サイトと電話で受付
予約サイト:新型コロナウイルスワクチン接種予約サイト
電話:099-263-8440
◆詳しい予約方法などは、県のホームページで公開されています。

なお、県は今回、ワクチン接種率を上げるため、1回目を終えた人の中から抽選で500人に、県の特産品や宿泊割引券などをプレゼントするとしています。

県の大規模接種の予約は6月にも行われましたが、その予約を巡っては、県の電子申請システムが、想定を超える数十万件のアクセスが集中したとして、ダウン。1件の申し込みを受け付けただけで停止した経緯があります。

アクセス集中への対策として県は今回、民間の予約システムを採用したということです。県の担当部署では「全国500以上の自治体が使っていて、アクセスの集中で一度もダウンしたことがない。鹿児島県より人口の多い自治体も使っているため、問題は起きないと考えている」としています。