大規模接種へ準備進む 鹿児島市・鹿屋市

鹿児島県は、65歳以上の高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種を加速するため、大規模接種を鹿児島市で20日から、鹿屋市で21日から始めます。開始に向け準備が本格化しています。

大規模接種は全ての市町村の高齢者が対象で、鹿児島市では県民交流センターで20日から始まります。

17日に到着したモデルナ製のワクチンが県内で初めて使われ、4週間空けて2回、1万3440人の接種を見込んでいます。

接種を受ける人はまず、接種券、予診票、免許証などの身分証明書を持参して受付を済ませます。
次に、過去にアレルギーはないか体調はどうかなど、看護師から予診票の確認を受けます。
そして、医師の問診を受けて改めて予診票をチェックして、接種を受けますが、接種を行うのは全て歯科医師です。
接種後は、証明書にシールが貼られ、15分から30分ほど健康観察をして、副反応がなければ帰宅できます。

18日は塩田知事も会場の視察に訪れました。

県によりますと、県内の医療従事者への優先接種は19日にも完了する見込みですが、高齢者は1回目の接種を終えたのがおよそ4割に留まっています。鹿児島会場は初日の予約は6割程度しかなく、県は64歳以下への教職員や高齢者施設職員などへの声かけを始めています。

(塩田知事)「鹿児島の場合には、高齢者施設の従業者や、児童施設の従業者や、近隣の小中高校の教職員の皆さんや、飲食店等の従業員の皆さんにも、広くお声がけをしながら、予約枠を余らせることなく、効率的にワクチンの接種を進めていきたいと思っている。」

なお、県は全ての高齢者への接種を来月末までに終えるため、必要な医師の派遣体制を整えるとともに、潜在看護師およそ170人と、歯科医師およそ300人を確保しています。

一方、鹿屋市の会場となる串良平和アリーナでは準備が進められていて、18日は接種に使われるモデルナ社のワクチン4600回分が到着しました。

鹿屋市では、会場の串良平和アリーナまで無料送迎バスを運行します。