海の日 小学生が桜島フェリーの1日船長に(2023年7月17日放送)
17日は3連休の最終日、「海の日」です。鹿児島県内の各地で海の日にちなんだイベントが行われました。
海の日 小学生が桜島フェリーの1日船長に お出迎えから舵取りまで体験
鹿児島市街地と桜島を結ぶ桜島フェリーの1日船長に任命されたのは、桜島の桜洲小学校6年の篠原明磨くんと、桜峰小学校6年の原優月さんです。
1日船長の任命は、かごしま市商工会桜島支部が例年「海の日」に行っているもので、今年で22回目です。
「ご乗船ありがとうございます」
2人は出港前に乗客をお出迎え。船に乗り込むと、早速マイクを握ります。
「桜島丸の1日船長です。15分の航海ではありますが、ごゆっくりおくつろぎください」
出港前のあいさつを終えると、乗客から温かい拍手が送られました。
(乗客)「ハキハキしてすごく良かった。また乗りたい」
あいさつの後2人が向かったのは、普段入ることができない操舵室。緊張しながらも船員と一緒にフェリーの舵を取りました。
(桜洲小学校6年 篠原明磨くん)「船長はいつも乗客の命を預かって運航していると思った」
(桜峰小学校6年 原優月さん)「操舵室で多くのボタンがありながら操作しているのがすごい。鹿児島に行ったり桜島に戻って来たりするための大切な1隻」
2人にとっては、海の日ならではの貴重な体験となったようです。
屋久島町が海の日に初のイベント 子どもたちがフェリーを見学 鹿児島
屋久島町では「海の日」にあわせて、子どもたちがフェリー太陽2を見学するイベントが開かれました。
幼児から高校生まで17人とその保護者らが参加し、操舵室などを見学しました。
(参加した小学生)
「初めて乗った。船長との写真撮影が楽しかった」
「部屋がすごく素敵だった。口永良部島に行きたい」
今回が初めての開催でしたが、屋久島町では今後も海の日にイベントを企画したいとしています。
海の日 海岸で清掃活動 鹿児島県霧島市
霧島市福山町の福山港周辺の海岸では、17日の朝7時からボランティアの清掃活動が行われました。
200人余りが参加して海岸に流れ着いたゴミを拾ったり、流木をチェンソーで切断してトラックに積み込んだりし、1時間半ほどでおよそ3トンを回収しました
(参加者)「たくさんの人が参加して、たくさん重機も動いたので、きれいになってとってもスッキリしました」
(霧島市福山支所 宇都幸雄さん)「1年ぶりということで、たくさんのひとに集まっていただき、作業もスムーズに進んだので、非常にうれしく思っています」