神々の奥岳へ~厳冬の屋久島を行く~
世界自然遺産の島、屋久島は九州最高峰の宮之浦岳をはじめ、2000m級の山が連なる山岳地帯だ。その峰々は奥岳と呼ばれ、島では古来、神聖な地と言い伝えられてきた。
今年冬、屋久島に強い寒気が流れ込み、奥岳は氷点下の世界へ。
撮影隊は、美しくしくとも人を寄せ付けないその姿を高精細4Kカメラで撮影するため、冬山へ入った。更に、これまでエベレストに2度登っている写真家の石川直樹さんが屋久島を訪れ、冬の宮之浦岳や縄文杉の取材に向かう。
神の山の麓で暮らす人々の営み、樹氷の森、辺境地を旅してきた石川さんの視点。
やくしまに流れる独特の時間、高精細カメラで描く。