土砂災害の前兆
今回は「土砂災害の前兆」について、おさらいしましょう。
まず「がけ崩れ」の前兆現象です。
「がけ崩れ」の前触れとして、
◆小石がパラパラ落ちてくる
◆がけにひび割れができる
◆がけから水が湧き出す
◆湧き水が止まる・濁る
◆がけから異様な音(地鳴り)がする
といった現象が知られています。
「土石流」の前触れは
◆急に川の水が濁って流木が混ざる
◆土くさい臭いがする
◆雨が続いているのに川の水位が下がる
◆山鳴りがする
などです。
地すべりの前触れは
◆地面に亀裂や段差ができる
◆山の木が傾く
◆沢や井戸水が濁る
◆斜面から水が噴き出す
などが知られています。
もちろん、こういった「前兆現象」「前触れ」なしに発生することもありえます。
特に、いつもと違う変化に気づいた際には、すぐに現場を離れて避難。役場などに連絡しましょう。
気になっても危険なところを見に行かないことも大切です。