鹿児島県は、日置市で県内38例目となる新たなクラスターが発生したと発表しました。
県は27日、日置市で行われた会食で新たな感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。これまでに感染が確認されたのは10代から50代の男女、あわせて12人です。県内38例目のクラスターで、日置市の発生は初めてです。
また県内で、27日感染が確認されたのは、鹿児島市で12人、日置市で4人、霧島市で3人、薩摩川内市と出水市で2人ずつ、阿久根市、湧水町、屋久島町で1人ずつのあわせて26人です。
27日発表された日置市のクラスター関連が5人、霧島市の飲食店で発生したクラスター関連が1人、13人がこれまでに確認された感染者の接触者、残る7人の感染経路は調査中です。
これで、感染者の累計は3229人となりました。
きのう時点で、医療機関などでの療養者は330人、うち重症が2人、酸素投与が必要な中等症が49人です。
県の感染拡大警戒基準は現在、ステージ3です。指標のうち、医療機関の病床使用率は50.6%で、26日に続き、下降傾向ですが、依然、ステージ4の指標を上回った状態が続いています。
一方、人口10万人あたりの新規感染者数は13.55人で、26日に続いてステージ3の指標を下回りました。